パスワードの有効期限が切れた後にエンド ユーザが猶予ログインの回数を把握できるようにするには、ユーザの .login、.profile、または .cshrc ファイルに segrace ユーティリティへの呼び出しを追加します。 このように設定すると、segrace ユーティリティにより、猶予ログインの残り回数を示すメッセージが表示されます。 segracex ユーティリティを使用すると、ユーザのパスワードが有効期限切れであるかどうかを GUI で表示できます。
注: segrace ユーティリティおよび segracex ユーティリティの詳細については、「リファレンス ガイド」を参照してください。
システム全体に適用する猶予ログイン回数のデフォルト値を設定するには、以下のコマンドを入力します。
setoptions password(rules(grace(nLogins)))
特定ユーザの猶予ログインを設定または取り消すには、以下のコマンドを入力します。
chusr userName {grace(nLogins) | grace‑}
プロファイル グループの猶予ログインを設定または取り消すには、以下のコマンドを入力します。
chgrp groupName {grace(nLogins) | grace‑}
chusr コマンドまたは chgrp コマンドでユーザに対して設定した値は、システム値よりも優先されます。
注: GROUP クラスの grace プロパティ、およびグローバル猶予ログイン設定では、ユーザのパスワードの有効期限が切れた後の猶予ログインの回数を設定します。 ただし、USER クラスの grace プロパティではパスワードの有効期限がすぐに切れるように設定されています。猶予ログインは、ユーザのパスワードの有効期限が切れた後、(GROUP レコードまたはシステムのデフォルトを使用して)自動的に設定されます。 パスワードの有効期限は、グループには設定できません。ユーザにのみ設定できます。
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