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FILE クラス

Windows 環境で有効

FILE クラスの各レコードは、コンピュータの物理ドライブまたは論理ドライブ上のファイル システム(FAT、NTFS、CDFS など)上にあるファイルを定義します。

注: CA ControlMinder を使用してファイルを物理的にファイル上に作成することはできません。

FILE クラス レコードのキーは、レコードが保護するファイルまたはディレクトリの名前です。 完全パスを指定する必要があります。

以下の定義では、FILE クラスのレコードに含まれるプロパティについて説明します。 レコードの変更可能なプロパティを変更するには、selang または Web ベースの GUI を使用することができます。

ATIME

ファイルが最後にアクセスされた時刻を示します。

ATTRIB

ファイルまたはディレクトリの属性を示します。 以下の 1 つまたは複数の属性を指定できます。

CTIME

作成時刻を示します。

DACL

標準アクセス制御リストを定義します。ここには、リソースへのアクセスを許可されたユーザとグループの名前、およびユーザまたはグループごとに与えられたアクセス権のレベルが登録されています。

このプロパティを変更するユーザは、リソースの所有者であるか、またはリソースへの特別なアクセス権(ACL を変更する権限)を持っている必要があります。

アクセス制御リストの各要素には、以下の情報が含まれます。

アクセス タイプ

リソースに以下のアクセス権を指定します。

  • Allowed - リソースへの特別なアクセスを許可する。
  • Denied - リソースへの特別なアクセスを拒否する。
アクセサ

アクセス権の許可または拒否の対象になるユーザまたはグループです。

アクセス

アクセサに与えられる、リソースに対するアクセス権限です。

注: ACL が空の場合、アクセス権が明示的に与えられません。したがって、アクセスは暗黙的に拒否されます。 ACL を持たないリソースの場合、保護がオブジェクトに割り当てられません。したがって、すべてのアクセス要求が許可されます。

このプロパティを変更するには、auth コマンドまたは auth- コマンドを使用します。

DEV

ファイルが存在するボリュームのシリアル番号を示します。

FILE_SYSTEM

ファイルが存在するファイル システムの名前を示します。

GID

ファイルまたはデバイスのグループ情報を示します。

INDEX

ファイルに関連付けられた一意の識別子を示します。

ISDIR

ファイルがディレクトリかどうかを示します。

LINKS_NUMB

ファイルへのリンク数を示します。 FAT ファイル システムの場合、このプロパティは常に 1 です。 NTFS ファイル システムの場合、このプロパティは 2 以上です。

MTIME

ファイルが最後に変更された時刻を示します。

NAME

ファイル名を示します。

OWNER

レコードを所有するユーザまたはグループを定義します。

SACL

Windows システム アクセス制御リストです。 監査ディレクティブを示します。

SIZE

ファイルのサイズ(バイト単位)を示します。

詳細情報:

Windows のファイル属性

chfile コマンド - Windows ファイル設定の変更