UNIX で該当
パスワード試行イベントはアクセス元が不正なパスワードでログインしようとしたことを示しています。
このイベントの監査レコードは、以下の形式になります。
Date Time Status Event UserName Details Reason Terminal Program AuditFlags
イベントが発生した日付を識別します。
形式: DD MMM YYYY
注: CA ControlMinder エンドポイント管理 は日付の表示をコンピュータの設定に従って整形します。
イベントが発生した時間を識別します。
形式: HH:MM:SS
注: CA ControlMinder エンドポイント管理 は時間の表示をコンピュータの設定に従って整形します。
不正なパスワード試行を示します。
値: A (パスワード試行)
このレコードが属するイベントのタイプを識別します。
注: CA ControlMinder エンドポイント管理 はこのフィールドを単にイベントとして参照します。
このイベントをトリガしたアクションを実行したアクセス元の名前を識別します。
CA ControlMinder がこのイベントに対して実行するアクションを決定したステージを示します。
注: seaudit の詳細でない出力では、監査レコードのこのフィールドに数字が表示されます。 この数字は承認 stage code といいます。 詳細な出力または CA ControlMinder エンドポイント管理 では、監査レコードに承認 stage code に関連するメッセージが表示されます。 すべての stage code を一覧表示するには、seaudit -t を実行します。
CA ControlMinder が監査レコードを書き込んだ理由を示します。
注: このフィールドは seaudit の詳細な出力または CA ControlMinder エンドポイント管理 には表示されません。 seaudit の詳細でない出力では、監査レコードのこのフィールドに数字が表示されます。 この数字は理由コードといいます。 すべての理由コードを一覧表示するには、seaudit -t を実行します。
アクセス元がホストに接続するのに使用した端末名を識別します。
イベントをトリガしたプログラム名を識別します。
アクセス元が内部ユーザ(CA ControlMinder データベース ユーザ)であるかまたはエンタープライズ ユーザであるかを示します。
注: アクセス元がエンタープライズ ユーザである場合、seaudit の詳細でない出力では、監査レコードのこのフィールドに「(OS user)」 の文字列が表示されます。 エンタープライズ ユーザではない場合、このフィールドは空白です。
例: パスワード試行イベント メッセージ
以下の監査レコードは、seaudit の詳細出力から取得したものです。
13 Jan 2009 16:21:12 A LOGIN admin 17 8 localhost.localdomain login Event type: Password attempt Status: Password attempt User name: admin Terminal: localhost.localdomain Date: 13 Jan 2009 Time: 16:21 Program: login Details: Attempt rejected by the native environment Audit flags: AC database user
この監査レコードは、2009 年 1 月 13 日にユーザ admin がアカウントのパスワードを変更しようとしたことを示します。 この試行はログイン エラーのためネイティブ環境により拒否されました(承認 stage code 17 - 試行はネイティブ環境により拒否されました)。 pam _seos モジュールがこのイベントをログに記録しました(理由コード 8 - CA ControlMinder pam サポート UNIX がログインに失敗しました)。
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