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メッセージ キュー サーバ データ ファイルを同期する方法

ディザスタ リカバリ環境で作業を行う場合、運用メッセージ キュー サーバとディザスタ リカバリ メッセージ キュー サーバを同期することが非常に重要になります。 サーバを同期することによって、運用およびディザスタ リカバリの両方のメッセージ キュー サーバ上のデータが更新されることを容易に確認でき、運用サーバが停止した場合、ディザスタ リカバリ サーバが中断なく継続してデータを提供できます。

注: この同期ソリューションは、サードパーティーのレプリケーション ツールをベースにしています。 ストレージ ソリューションによって、データ ブロックがデータ バッファに書き込まれたのと同じ順番で共有ストレージに書き込まれることを確認します。 同期書き込みコールへの返答を受け取るとすぐに、ストレージ ソリューションによってすべてのデータが耐久性のある、持続的なストレージに書き込まれるのを確認します。

メッセージ キュー サーバのデータ ファイルを同期するには、以下を実行します。

  1. 運用環境配布サーバ上で、メッセージ キュー サーバとエンタープライズ管理サーバにインストールされているすべてのメッセージ キュー サーバの間でメッセージ ルーティング設定をセットアップします。
  2. ディザスタ リカバリ配布サーバ上のメッセージ キュー サーバとディザスタ リカバリのエンタープライズ管理サーバの間で、メッセージ ルーティング設定をセットアップします。
  3. エンタープライズ管理サーバ上のディザスタ リカバリおよび運用環境のメッセージ キュー サーバの両方で queues.conf ファイルを変更し、「fail-safe」行を追加します。

    以下に例を示します。

    queue/snapshots secure,failsafe
    queue/audit secure, failsafe
    ac_endpoint_to_server secure, failsafe
    ac_server_to_endpoint secure,failsafe
    

    デフォルトで、このファイルは以下のディレクトリにあります。ここで、「ACServerInstallDir」はエンタープライズ管理サーバのインストール先ディレクトリです。

    ACServerInstallDir/MessageQueue/tibco/cfgmgmt/ems/data
    
  4. サードパーティのレプリケーション ツールを使用して、エンタープライズ管理サーバ上の運用環境メッセージ キュー サーバの EMS データ ファイルを、ディザスタ リカバリのエンタープライズ管理サーバ上のメッセージ キュー サーバに複製します。

    デフォルトで、メッセージ キュー サーバの EMS データ ファイルは、以下のディレクトリにあります。ここで、「ACServerInstallDir」はエンタープライズ管理サーバのインストール先ディレクトリです。

    ACServerInstallDir/MessageQueue/tibco/cfgmgmt/ems/data/datastore
    

    メッセージ キュー サーバの EMS データ ファイル同期設定を設定しました。