secons ユーティリティは、CA ControlMinder トレースを管理します。 トレースを利用すると、オペレーティング システムのイベントを監視できます。 CA ControlMinder によって、オペレーティング システムのイベントをレポートするメッセージがファイルに蓄積され、後で表示できます。
このコマンドの形式は以下のようになります。
secons [-t+] [-t-] [-tt] [-ts] [-tc] [-tv [size] [-file fileName]]
secons -m message
secons -pupm trace {enable | disable | clear}
テキスト メッセージをトレース ファイルに追加します。
トレースを有効にします。これにより、CA ControlMinder エンジンである seosd は、その操作およびアクションを指定するメッセージをトレース ファイルにダンプします。
トレースを無効にします。これにより、CA ControlMinder エンジンである seosd は、トレース ファイルへのメッセージのダンプを停止します。
トレース ファイルからすべてのレコードを削除してトレース ファイルの内容を消去します。
注: このオプションは、seosd が実行中かどうかに関係なく使用できます。
現在のトレース ステータスを表示します。
トレース ステータスを切り替えます。
リアルタイム トレースの出力を表示します。 secons ユーティリティは、トレース ファイルの最後の size KB(デフォルトは 2 KB)を表示し、セッションを開いたままにすることで、ファイルに追加された新しいトレース メッセージが表示されるようにします。 このユーティリティは、UNIX の tail -f コマンドと似ています。
Ctrl + C キーを使用して、この操作を停止します。
注: このオプションは、seosd が実行中かどうかに関係なく使用できます。 full_year 構成設定を使用して、年の表示を 4 桁(デフォルト。yes で設定)とするか下 2 桁とするかを選択できます。
表示するファイル部分のサイズ(KB)を、その部分の終端から指定します。 トレース ファイル全体を表示するには、0 を指定します。 このオプションを指定しない場合、デフォルトの 2 KB が使用されます。
ACInstallDir/log/seosd.trace ではなく、fileName を読み取ります。
SAM エージェントに有効
ランタイム中に SAM エージェント上でトレース オプションを指定します。 トレース オプションを変更するために CA ControlMinder を再起動する必要はありません。
制限: 「enable」はトレースを有効にします。「disable」はトレースを無効にします。「clear」はトレース ファイルをクリアします。
重要: 指定するトレース オプションは現在のセッションのみに適用されます。 CA ControlMinder 再起動の後、トレース オプションは PUPMAgent セクション内の OperationMode トークンに従って設定されます。
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