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配布サーバ上のメッセージ キュー設定の変更

デフォルトでは、すべての配布サーバは、そのサーバで実行されているメッセージ キューと連動するように設定されています。 メッセージを別のメッセージ キューへルーティングするために、メッセージ キュー設定を再設定する必要があります。

この手順では、配布サーバ上でメッセージ キュー設定を変更して、CA ControlMinder エンタープライズ管理 メッセージ キューとの通信を有効にする方法について説明します。 組織内の各配布サーバについて、この手順を完了します。

配布サーバ上のメッセージ キュー設定の変更方法

  1. CA ControlMinder メッセージ キュー サービスを停止します。

    重要: CA ControlMinder メッセージ キュー サービスを停止させると、CA DSM r11Common Application Framework サービスも停止されます。

  2. 配布サーバで、デフォルトでは以下のディレクトリ(ここで DistServerInstallDir は配布サーバをインストールしたディレクトリ)にあるファイル tibemsd.conf ファイルを開きます。
    DistServerInstallDir/ACMQ/tibco/cfgmgmt/ems/data
    
  3. [サーバ]パラメータに、配布サーバの短いホスト名を入力します。
  4. [ルーティング]パラメータ値を有効にします。
  5. CA ControlMinder メッセージ キュー サービスを開始します。

    配布サーバ上のメッセージ キュー設定を変更しました。

注: メッセージ ルーティングの詳細については、「TIBCO Enterprise Message Service User's Guide」を参照してください。 Tibco ドキュメントはメッセージ キューの一部としてインストールされ、ACServerInstallDir/MessageQueue/tibco/ems/5.1/doc に保存されます。

例: tibemsd.conf ファイル

以下の例は、DS_Example という名前の配布サーバのルーティング設定を変更した後の、tibemsd.conf ファイルの抜粋を示しています。

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# サーバ識別情報
# サーバ:    一意のサーバ名
# パスワード:  ルーティングされた他のサーバへのログインに使用されるパスワード
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server                  = DS_Example
password                =
#######################
…
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# ルーティング ルート設定は「routes.conf」にあります。 これにより
# このサーバのルーティング機能を有効または無効にします。
#######################
routing                 = enabled
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