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install_base スクリプトのしくみ

install_base スクリプトで実行される内容は以下のとおりです。

  1. デフォルト インストール ディレクトリを変更するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
  2. 指定したインストール オプションが表示され、インストールを続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
  3. tar.Z ファイルからインストール場所にデータが抽出されます(デフォルトの場所または target_dir で指定された場所)。
  4. プラットフォームが異なると、実行されるアクションも異なります。
  5. CA ControlMinder データベースの割り当て、初期設定、およびフォーマットが実行され、seos.ini ファイルが作成されます。 データベース ファイルは、 ACInstallDir/seosdb ディレクトリに配置されます(ACInstallDir は CA ControlMinder のインストール ディレクトリです)。
  6. マシンが NIS+ であるかどうかが判断されます。
  7. サポートされている 32 ビット プラットフォーム Sun Solaris、IBM AIX、HP‑UX、および Linux では、NIS または DNS でマシンが実行されているかどうかが、このスクリプトによって判断されます(キャッシュを使用)。 NIS または DNS でマシンが実行されていると判断された場合は、自動的に lookaside データベースが作成され、seos.ini ファイルの[seosd]セクションにある 2 つのトークン(under_NIS_server および use_lookaside)が yes に設定されます。

    注: 他のプラットフォームの場合は、lookaside データベースをインストールするかどうかを確認するメッセージ、およびインストール先ディレクトリを指定するように指示するメッセージが表示されます。

  8. 以下の追加情報を入力するよう促されます(これらの設定は、インストールの終了後いつでも変更できます)。

目的のアクション

指定方法

特定の PMDB にデータベースをサブスクライブする

PMDB の名前。形式は pmd_name@hostname

(少なくとも後から指定するまで)どの PMDB にもデータベースをサブスクライブしない

Enter キー

上記のいずれも指定しないで「_NO_MASTER_」と入力すると、データベースを任意の PMDB にサブスクライブできます。 ただし、このように指定すると PMDB の選択ができなくなるため、問題が発生する可能性があります。