前のトピック: Solaris ネイティブ パッケージのカスタマイズ次のトピック: UNAB Solaris ネイティブ パッケージのインストール


customize_uxauth_pkg コマンド - Solaris ネイティブ パッケージのカスタマイズ

customize_uxauth_pkg コマンドは、UNAB Solaris ネイティブ パッケージのカスタマイズ スクリプトを実行します。

このコマンドを使用する場合は、以下の点を考慮する必要があります。

このコマンドの形式は以下のようになります。

customize_uxauth_pkg -h [-l]
customize_uxauth_pkg -a [-d pkg_location] [pkg_name]
customize_uxauth_pkg -w command [-d pkg_location] [pkg_name]
customize_uxauth_pkg -r [-d pkg_location] [-l lang] [pkg_name]
customize_uxauth_pkg -i install_loc [-d pkg_location] [pkg_name]
customize_uxauth_pkg -s -f tmp_params [-d pkg_location] [pkg_name]
customize_uxauth_pkg -g [-f tmp_params] [-d pkg_location] [pkg_name]
customize_uxauth_pkg -e uxpreinstall [-d pkg_location] [pkg_name]
customize_uxauth_pkg -t tmp_dir [-d pkg_location] [pkg_name]
pkg_name

(オプション)カスタマイズする UNAB パッケージの名前です。 パッケージを指定しない場合、スクリプトはデフォルトでメインの UNAB パッケージ (uxauth)を選択します。

-a

使用許諾契約を表示します。

-e uxpreinstall

指定すると、インストール パッケージから uxpreinstall ユーティリティを抽出します。

-w キーワード

エンド ユーザ使用許諾契約にユーザが同意していることを指定するキーワードを定義します。 このキーワードは、ユーザ使用許諾契約の最後にあります(角かっこ[ ]内)。 使用許諾契約ファイルを検索するには、-a オプションを使用します。

‑l lang

インストール パラメータ ファイルの言語を lang に設定します。 言語の設定は、-r オプションを使用した場合のみ可能です。

注: サポートされている、指定可能な言語コードを一覧表示するには、-h オプションと組み合わせて実行します。 デフォルトでは、インストール パラメータ ファイルは英語で記述されています。

‑d pkg_location

(オプション)ファイル システム上でパッケージを配置するディレクトリを指定します。 パッケージのあるディレクトリを指定しない場合、スクリプトはデフォルトで /var/spool/pkg を指定します。

‑f tmp_params

情報の作成および取得元となるインストール パラメータ ファイルの完全パスおよび名前を指定します。

注: -g オプションを使用する場合、ファイルを指定しないと、インストール パラメータは標準出力(stdout)に出力されます。

‑-g

インストール パラメータ ファイルを取得し、それを -f オプションで指定されたファイルに配置します。

-h

コマンドの使用法を示します。 -l オプションと共に使用されると、サポート対象言語の言語コードを表示します。

‑i install_loc

パッケージのインストール ディレクトリを install_loc/uxauth に設定します。

‑r

パッケージをリセットして、元のパッケージと同様にデフォルト値を使用するようにします。

-s

指定されたパッケージを設定して、-f オプションで指定された、カスタマイズされたインストール パラメータ ファイルからの入力を使用するようにします。

-t tmp_dir

インストール操作用の一時ディレクトリを設定します。

注: デフォルトの一時ディレクトリは /tmp です。