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トランザクションのチェックおよび処理

デュアル コントロールが有効になっている場合、Checker(チェッカ)は、Maker(作成者)が作成したトランザクションを処理する必要があります。

トランザクションをチェックするには、以下の手順に従います。

  1. 以下の条件を満たしていることを確認します。
  2. ACInstallDir/bin パスに移動します

    ACInstallDir は CA ControlMinder のインストール ディレクトリで、デフォルトでは /opt/CA/AccessControl です)。

  3. 実行前の処理待ちトランザクションを表示します。
    sepmd ‑m la
    

    または、自分が作成したトランザクション以外のすべてのトランザクションを表示します。

    sepmd ‑m lo
    

    各トランザクションには、Maker(作成者)の名前、トランザクションの ID 番号、およびトランザクションの名前または説明が含まれます。

  4. トランザクションを処理する前にロックします。
    sepmd ‑m r transactionId
    

    注: ロックされたトランザクションは変更できません。

  5. トランザクションを処理します。
    sepmd ‑m p transactionId code
    
    code

    以下のいずれかを指定できます。

    • 0 - トランザクションを拒否します。

      この場合、トランザクション内のすべてのコマンドが削除され、PMDB では何も変更されません。

    • 1 - トランザクションを許可します。

      トランザクション内のコマンドは PMDB でただちに実行されます。

    • 2 - トランザクションのロックを解除します。

      トランザクションは待機トランザクションのキューに戻されるので、後で別の Checker(チェッカ)によって処理できます。

    成功したコマンドと失敗したコマンドを示すメッセージが表示されます。

注: Maker(作成者)および Checker(チェッカ)の詳細については、「リファレンス ガイド」の sepmd ユーティリティの説明、および「selang リファレンス ガイド」の start_transaction コマンドの説明を参照してください。