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リソースの警告モードの設定

リソースを警告モードに設定することで、アクセス ルールを適用することなく、アクセス ルールの効果を監視できます。

注: 個々のリソースを警告モードに設定するだけでなく、クラスを警告モードに設定することもできます。

リソースを警告モードに設定するには、以下の手順に従います。

  1. CA ControlMinder エンドポイント管理で、警告モードに設定するリソースを編集します。

    適切な[変更]ページが表示されます。

  2. [監査]タブをクリックします。

    リソースに対する[監査モード]ページが表示されます。

  3. [警告モード]を選択し、[保存]をクリックします。

    変更したリソースが警告モードになります。

注: 警告モードでは、アクセス ルール違反が発生した場合、アクセスは許可されますが、CA ControlMinder は必ず警告レコードを監査ログに記録します。このため、リソースの audit プロパティを設定する必要はありません。

sereport ユーティリティ(レポート番号 6)を使用すると、警告モードであるすべてのリソースが表示されます。

例: ファイルを警告モードに設定する

以下の selang の例では、ファイル c:¥myfile を警告モードに設定します。

chres FIlE c:¥myfile warning

例: ファイルから警告モードをクリアする

以下の selang の例では、ファイル c:¥myfile の警告モードを無効にします。

chres FIlE c:¥myfile warning-

myfile の警告モードは無効になるので、CA ControlMinder は myfile に対するアクセス ルールを適用します。

例: 端末を警告モードに設定する

以下の selang の例では、端末 myterminal を警告モードに設定します。

chres terminal myterminal warning

この場合、CA ControlMinder は権限のあるユーザによる端末 myterminal からのアクセスを許可しますが、その端末からのアクセスが通常拒否されるユーザについては監査レコードをログに記録します。