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エンタープライズ管理のための中央データベースの準備
CA ControlMinder エンタープライズ管理 には、リレーショナル データベース システム(RDBMS)が必要です。 CA ControlMinder エンタープライズ管理 をインストールする前に、RDBMS をセットアップします。
CA ControlMinder エンタープライズ管理 で使用するデータベースのセット アップには以下の 2 つのオプションがあります。
- CA ControlMinder が提供するデプロイメント スクリプトを使用して、中央データベースに事前にデータを読み込みます。
このオプションを使用した場合、データベースの準備と CA ControlMinder エンタープライズ管理 のインストールは別々に行われます。 データベース管理者は、CA ControlMinder によるデータベースへの変更を確認および制御できます。
- CA ControlMinder エンタープライズ管理 によって、インストール時に、中央データベースが自動的に準備されます。
このオプションを使用した場合、CA ControlMinder エンタープライズ管理 のインストール処理の一部としてデータベースにデータが読み込まれます。
次の手順に従ってください:
- まだ存在しない場合は、サポート対象の RDBMS を中央データベースとしてインストールします。
注: サポート対象の RDBMS ソフトウェアの詳細については、「リリース ノート」を参照してください。
- CA ControlMinder エンタープライズ管理 への RDBMS の設定:
データベースにローカルで、またリモート クライアントからアクセス可能であることを確認します。
- 中央データベースに対するユーザを作成します。 このユーザには、以下の権限および設定が必要です。
- システム権限、ADMINISTER DATABASE TRIGGER、ALTER SESSION、CREATE CLUSTER、CREATE DATABASE LINK、CREATE SEQUENCE、CREATE SESSION、CREATE SYNONYM、CREATE TABLE、CREATE VIEW、CREATE ANY INDEXTYPE、CREATE OPERATOR、CREATE PROCEDURE、CREATE TRIGGER、CREATE TYPE、EXECUTE ON SYS.DBMS_CRYPTO、SELECT ANY DICTIONARY、UNLIMITED TABLESPACE
- 以下のコマンドを入力して、データベースへの接続数を増やします。
ALTER SYSTEM SET transactions=275 SCOPE=SPFILE
ALTER SYSTEM SET sessions=250 SCOPE=SPFILE
ALTER SYSTEM SET processes=200 SCOPE=SPFILE
- SQL Server の場合:
- 大文字小文字を区別しない、新しいデータベースを作成します。
このデータベースには、並べ替え順序として SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS が必要です。
- 新規ログインを作成し、新規データベースをログインのデフォルト データベースにします。
- ログインをデータベース所有者として設定します。
- (オプション)CA ControlMinder が提供するデプロイメント スクリプトを使用して、中央データベースに事前にデータを読み込みます。
- お使いのオペレーティング システム用の適切な CA ControlMinder サーバ コンポーネント DVD を光ディスク ドライブに挿入します。
- RDBMS のデプロイメント スクリプトを一時ローカル フォルダにコピーします。
デフォルトでは、データベース デプロイメント スクリプトは光学メディアの以下の場所にあります。
- Oracle: /Schema/oracle_database_deployment_script.sql
- SQL Server: /Schema/mssql_database_deployment_script.sql
- デプロイメント スクリプトを展開します。
- CA ControlMinder エンタープライズ管理 のインストールに使用するデータベース ユーザを設定します。
- Oracle の場合、作成したユーザに対して ALTER SESSION、CREATE SESSION、EXECUTE ON SYS.DBMS_CRYPTO および SELECT ANY DICTIONARY システム権限を維持します。
- SQL Server の場合、ユーザを作成し、作成済みのデータベースをデフォルトとして選択し、ユーザをデータベースにマップして、次の権限を設定します。CONNECT.SELECT、INSERT、DELETE、UPDATE、EXECUTE。
- 事前定義済みユーザ アカウント パスワードをリセットします。 以下の手順に従います。
- 管理権限を持つユーザとして CA ControlMinder エンタープライズ管理 にログインします。
- [ユーザおよびグループ]-[ユーザ]-[ユーザ パスワードのリセット]を選択します。
[ユーザ パスワードのリセット]画面が表示されます。
- 検索クエリを入力して、利用可能なユーザをすべて表示し、[検索]を選択します。
CA ControlMinder エンタープライズ管理 は、以下のユーザ アカウントを表示します。[デフォルト ユーザ]、superadmin、neteautoadmin、selfreguser
- 各アカウントに対して、以下を実行します。
ユーザ アカウントを選択し、[選択]をクリックします。
[パスワードのリセット]ウィンドウが開きます。
[パスワードの確認]フィールドにアカウント パスワードを入力します。
(オプション) [パスワードの変更が必要]オプションを選択し、[サブミット]をクリックします。
CA ControlMinder エンタープライズ管理 はアカウント パスワードをリセットします。
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