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editres config - 環境設定の変更

config 環境で有効

editres config コマンドは、CA ControlMinder 環境設定の変更に使用します。

editres config コマンドは、クラスのグループによって形式が異なります。 クラスは以下のグループに分類されます。

監査設定ファイルおよび PMDB フィルタ ファイルに関するこのコマンドの形式は以下のとおりです。

editres config name [line+|-(value)] [clear]

その他すべてのファイルに関するこのコマンドの形式は以下のとおりです。

editres config name section(path) token[-](name) value[+|-](value) data_type(type)
name

変更する設定リソースを指定します。 PMDBフィルタ ファイルを更新するには、pmdname@filter の形式でファイル名を指定します(例:master_pmdb@filter.flt)。

注: 管理対象ホストの設定リソースの一覧を表示するには、find config コマンドを使用します。

クリア

監査設定ファイルまたは PMDB フィルタ ファイルからすべての値を削除します。

注: このオプションでは、ファイル内のコメントは削除されません。

data_type(type)

設定エントリのデータ型を指定します。

値: str、numeric、multi_str

デフォルト: str

注: UNIX の場合、指定できる data_type は str のみです。 UNIX では環境設定をファイル(テキスト文字列)の形で格納するため、その他のデータ型は使用できません。

line+(value)

監査設定ファイルまたはPMDBフィルタ ファイルに追加する値を定義します。

注: value は、値またはコメントです。

line-(value)

監査設定ファイルまたはPMDBフィルタ ファイルから削除する値を定義します。

注: value は、値またはコメントです。

section(path)

変更する設定リソースのセクションを指定します。

注: Windows レジストリ設定を対象とするときにこのオプションの指定がない場合は、レジストリ キーの名前の定義が変更されます。

token(name)

変更する設定エントリの名前を指定します。

token-(name)

削除する設定エントリの名前を指定します。

value(value)

設定エントリに指定する値を指定します。 設定エントリの値がすでにある場合、CA ControlMinder はその値を value で置き換えます。

value の指定がない場合は、設定エントリ値がリセットされます。

value+(value)

(Windows REG_MULTI_SZ レジストリ エントリのみ) 設定エントリに追加する値を定義します。

(その他すべての設定値)設定エントリに指定する値を指定します。 設定エントリの値がすでにある場合、CA ControlMinder はその値を value で置き換えます。

注: selangが正確に割り当てられた値を変換できるように、値を引用符(" ")で囲みます。

value-(value)

(Windows REG_MULTI_SZ レジストリ エントリのみ) 設定エントリから削除する値を定義します。

(その他すべての設定値)設定値から削除する任意の値を指定します。

例: Windows での ACROOT 環境設定の変更

以下の例では、CA ControlMinder for Windows の環境設定を変更する方法を示します。

例: UNIX での seos.ini 環境設定の変更

以下の例では、CA ControlMinder for UNIX の環境設定を変更する方法を示します。

例: 監査設定ファイルの変更

以下の例では、監査設定ファイルに1行追加します。

er CONFIG audit.cfg line+("FILE;*;Administrator;*;R;P")

例: PMD フィルタ ファイルの更新

以下の例では、PMD フィルタ ファイルに1行追加します。

er config pmdb@filter line+("*;*;USER;*;OLD_PASSWD;PASS")