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UNAB エンドポイント インストールに関する考慮事項

このセクションでは、UNAB エンドポイントのインストール時に考慮する必要がある項目について説明します。

CA_LIC をデフォルト以外のディレクトリにインストールすると、エラー メッセージが表示される

Solaris に該当

症状:

デフォルト以外のディレクトリに CA_LIC をインストールした後、CA ControlMinder および UNAB の Solaris ホストへのインストールを試行しました。 そのインストールは正常に完了しましたが、登録処理はエラー メッセージで終了しました。

解決方法:

デフォルト以外のディレクトリへ CA_LIC コンポーネントをインストールするように指定した場合、たとえば LIC_INSTALL_DIR パラメータを /work/CA ディレクトリに指定した場合は、このエラー メッセージが表示されます。 この問題を回避するには、パラメータ CASHCOMP=/work/CA を指定し、UNAB をインストールします。

UNAB SELinux が Red Hat Enterprise Linux 5.8 上で有効な場合に、ユーザ ログインが失敗する

Red Hat Enterprise Linux 5.8 に該当

UNAB SELinux が有効な場合、Active Directory ユーザは Red Hat Enterprise Linux 5.8 にログインできません。

Solaris 8 および 9 に UNAB をインストールする際の考慮事項

Solaris 8、Solais 9 に該当

Solaris 8 および Solaris 9 オペレーティング システム上で UNAB をインストールするには、インストール パッケージを抽出する前に、以下の手順を完了する必要があります。

  1. 一時ディレクトリにインストール パッケージをコピーします。
  2. 以下のコマンドを実行します。
    zcat _SOLARIS_Ux_PKG_126.tar.Z | tar xof -
    
    rm -f uxauth/install/depend
    
  3. pkgmap ファイルを開き、'1 i depend' から始まる行を見つけます。
  4. この行を削除し、ファイルを保存します。

    これでパッケージをカスタマイズし、UNAB をインストールできるようになりました。

UNAB for Linux 390 のリモート管理用に J2SE バージョン 5.0 が必要

Linux s390 および s390x エンドポイントをリモートで管理するには、J2SE バージョン 5.0 以降がエンドポイントにインストールされていることを確認します。 リモート管理では、CA ControlMinder エンタープライズ管理 を使用して UNAB エンドポイントを管理できます。

: accommon.ini ファイル内の java_home 環境設定を設定する必要がある場合があります。 詳細については、「実装ガイド」を参照してください。