UNIX で有効
このコマンドを使用して Active Directory に UNIX ホストを登録します。 UNIX ホストの登録は、UNAB 設定プロセスの一部として実行され、Active Directory ユーザが UNIX ホストにログインできるようにします。
注: UNIX ホストを登録した後、Active Directory ユーザがホストにログインできるようにするには、UNAB をアクティブにする必要があります。
以下の状況では、UNIX ホストを登録することはできません。
たとえば、engineering-dept-sol2 という名前の UNIX コンピュータを Active Directory に登録することはできません。ホスト名が 15 文字を超えるためです。 eng-dept-sol2.example.com という名前の UNIX コンピュータは登録できます。ドメイン名を除くホスト名(eng-dept-sol2)が 15 文字より少ないためです。 UNIX コンピュータのホスト名を表示するには、hostname コマンドを実行します。
UNIX ホストを Active Directory に登録する際、デフォルトで、uxconsole ユーティリティはエンドポイントの物理的な場所に最も近い Active Directory サイトを自動的に検出し、このサイト内の DC とのみ通信します。 -t オプションを使用して、この Active Directory サイトを指定することもできます。
このコマンドは、同じコンピュータ上で複数実行できます。 たとえば、keytab ファイルが削除された場合、このコマンドを実行して Active Directory への UNAB ホストの登録を修復できます。
注: デフォルトの設定を使用するには、引数を指定せずに uxconsole - register コマンドを実行します。 ユーザは必要な追加情報を入力するよう求められます。
このコマンドの形式は以下のようになります。
uxconsole -register [-a name] [-w pass] [-d domain] [-v level] [-n] [-o container] [-s server] [port #] [-h] [-t site] [-sso]
uxconsole -register -owt [-d domain] [-a name] [-w password] [-v leve]
uxconsole - register -owt -pupm [-d domain] [-a name -epname name [-eptype type -container name]] [-v level]
uxconsole -deregister [-a name] [-w pass] [-v level] [-o container] [-s server] [port #]
uxconsole -deregister -owt [-d domain] [-v level]
Active Directory が UNAB を登録することを指定します。
Active Directory が UNAB の登録を解除することを指定します。
Active Directory にコンピュータを登録する権限のあるユーザ名を定義します。
デフォルト: administrator
特権アカウントが由来するエンドポイントの名前を指定します。
エンドポイントのタイプを指定します。 指定しない場合、エンドポイント タイプは Windows エージェントレスです。
Active Directory にコンピュータを登録する権限のあるユーザのパスワードを定義します。
Active Directory を含むドメイン名を定義します。
プログラム ヘルプを表示します。
登録完了後に uxauthd エージェントが実行されるよう指定します。
このオプションを指定しない場合、登録処理が完了した後に uxauthd は実行されません。
UNIX コンピュータが登録されている Active Directory コンテナ名を定義します。
注: UNIX コンピュータを登録する前に、Active Directory コンテナが存在している必要があります。
特権アカウントが登録されるコンテナの名前を指定します。
プロキシ ユーザ キー管理をリクエストする、位置依存の引数を指定します。 このオプションを使用する前に UNAB エンドポイントを登録します。
Active Directory リスニング ポート番号を定義します。
SAM 統合の使用を指定します。
Active Directory サーバ名を定義します。
uxconsole がシングル サインオン(SSO)用の Kerberos ファイルを管理するように指定します。
Active Directory との通信に UNAB が使用する DC を含む Active Directory サイトを定義し、uxauth.ini ファイル内の ad セクションの ad_site 設定にサイトの名前を書き込みます。
このオプションは指定することをお勧めします。 このオプションを指定しない場合、ユーティリティが自動的に最適な Active Directory サイトを選択します。
注: ignore_dc_list と lookup_dc_list の設定値は、UNAB で Active Directory サイト サポートがどのように実装されるかに影響します。
インストール処理中に使用する詳細レベルを定義します。
例: Active Directory での UNIX ホストの登録方法
この例では、UNIX コンピュータを Active Directory に登録する方法を示します。 ユーザ名(-a administrator)およびパスワード(-w admin)を入力し、詳細レベル(-v 3)を設定し、インストール完了時に UNAB エージェントが実行されないよう指定(-n)します。さらに、Active Directory のコンテナの名前を定義します(-o OU=COMPUTERS)。 コンテナは、UNIX コンピュータを Active Directory に登録する前に存在している必要があります。
./uxconsole -register -a administrator -w admin –v 3 -n -o OU=COMPUTERS
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