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ネットワーク キャッシュの使用

ネットワーク キャッシュまたは IP キャッシュ機能により、受け取った TCP 着信要求はキャッシュされ、データベースには送信されません。代わりに、これらの要求は syscall 関数で自動的に許可されます。 この機能により、多くの TCP 着信接続を起動するホストのパフォーマンスが向上します。

IP キャッシュ機能を有効にするには、seos.ini ファイルの[seosd]セクションにある以下のトークンを変更して、CA ControlMinder を再起動します。

network_cache_timeout

キャッシュ テーブルを消去する頻度を定義します。 このトークンは、受け入れ要求の時間制限を設定する場合に重要です。

UseNetworkCache

このトークンを yes に設定して、IP キャッシュ機能を有効にします。

キャッシュ機能が有効になると、受け取ったすべての TCP 接続がカーネル テーブルに保存されます。 レコードは、ピア IP アドレス、ピア ポート、ローカル ポートで構成されます。 新しい接続はすべて、このキャッシュ内で検索されます。 IP アドレス、IP ポート、およびローカル ポートが一致するデータのセットが存在する場合、接続はすぐに許可されます。 これにより、接続を確立する時間が短縮されます。