指定したファイルへのアクセスは、CA Access Control によって監視され、許可されたアクセスのテーブルが実行時に作成されます。 これらのファイルは、GAC のルールを設定するためにあらかじめ指定するファイルです。
CA Access Control では、特定のファイルに対する特定レベルのアクセスをユーザに許可することが決定すると、さらに次の 2 つの条件が満たされているかどうかがチェックされます。
注: ファイル ルールは、ファイルへのアクセスの許可を定義します。
これらの条件が満たされると、CA Access Control によって UID、ファイル ルール、およびアクセス権の 3 つの情報が 1 組にまとめられ、これらの情報項目で構成されるテーブルに保存されます。 このテーブルは、他のデータベース アクセス ルールが解釈される前にチェックされます。 ユーザがファイルへのアクセスを試みるたびに、フィルタ処理メカニズムとしてこのテーブルがクエリされます。
このテーブルには、一度認識された後はアクセス許可チェックが不要なファイル マスクのリストが格納されています。そのため、このテーブルは、do-not‑call‑me テーブルといいます。 また、アクセスがファイル マスク リスト内で指定されたファイルに常に付与されるので、always‑grant テーブルともいいます。
ユーザがファイルへのアクセスを試みるたびに、このテーブルがクエリされます。 ファイルがテーブル内の 3 つの情報項目の 1 つと一致した場合は、seosd に制御を渡すことなく、適切なアクセスが許可されます。 これにより、アクセス ルールの分析は省略されます。 その後は、テーブルに格納されている 3 つの情報項目に基づいて、このパターンに一致するファイルへのアクセスはすべて許可されます。アクセス ルール データベースはクエリされません。
データベースに新しいアクセス ルールが追加されるたびに、テーブル全体がフラッシュされ、新しいルールに関する学習プロセスが最初から開始されます。
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