CA Configuration Automation サーバ は、インストール中に、SDKService と呼ばれる Web サービスをエクスポートするように設定されます。 このサービスは、services.xml ファイルで以下のように定義されています。
<serviceGroup>
<service name="SDKService">
<messageReceivers>
<messageReceiver mep="http://www.w3.org/ns/wsdl/in-out"class="com.ca.cca.sdk.websvc.SDKServiceMessageReceiverInOut"/>
</messageReceivers>
<parameter name="ServiceClass">com.ca.cca.sdk.websvc.SDKServiceImpl</parameter>
---------------------------
//more parameters and operations can be defined here.
---------------------------
</serviceGroup>
services.xml ファイルは、CA Configuration Automation サーバ ホストの以下の場所にあります。
<CA Configuration Automation サーバ_Install_Directory>\tomcat\webapps\cca\WEB-INF\services\SDKService\META-INF\
SDKService を有効/無効にするには、CA Configuration Automation サーバ UI で[構成]タブ ページの[プロパティ]テーブル内の sdk.enabled プロパティを編集します。 このプロパティはデフォルトで有効になっています。
SDKService は、認証に続き、CA Configuration Automation のデータおよび管理機能にアクセスするためのサービスを提供します。 利用可能なデータおよび機能は、以下のとおりです。
SDKService を介して利用できるすべてのメソッドは、CCA 管理者によって定義されるアクセス制御ポリシーに従います。
SDK 配布メディアには、次の URL で CA Configuration Automation サーバ ユーザ インターフェースを使用して表示できる sdk.wsdl と呼ばれるサービスの WSDL 定義が含まれます。http://<CA Configuration Automation サーバ>:port /services/SDKService?wsdl
WSDL インターフェースは XML レベル交換を実装します。XML レベル交換では、プリミティブ型(たとえば、文字列、整数)以外の入力パラメータは XML として整形され、Web サービスから返される値も同様に XML として整形されます。
たとえば、getServerByName メソッドは以下の WSDL によって定義されます。
<wsdl: message name="getServerByNameRequest"> <wsdl:part name="credential" type="xsd:string" /> <wsdl:part name="name" type="xsd:string" /> <wsdl:part name="getComponents" type="xsd:boolean" /> </wsdl:message>
<wsdl:message name="getServerByNameResponse"> <wsdl:part name="getServerByNameReturn" type="xsd:string" /> </wsdl:message>
サーバのデータを名前でリクエストするために、Web サービス メソッドは、文字列の認証情報、サーバの文字列の名前、およびソフトウェア コンポーネント詳細が返されるかどうかを指定するブール値を取得します。 戻り値は、以下の例のような XML 形式の文字列です。
<Server>
<uuid>930ce95b-9c4a-4358-bb14-0777be7dc866</uuid>
<type>cca_srvr</type>
<name>mv0090.ca.com</name>
<snapshot>false</snapshot>
<attributes>
<entry>
<string>agent_protocol</string>
<string></string>
</entry>
<entry>
<string>os_ver</string>
<string>5.2 (Build 3790)</string>
</entry>
...
</Server>
返されたデータの XML 形式は単純で、自己文書化しています。 以下のセクションに記載のとおり、SDK はオブジェクトのこれらの XML 表現を取得し、それらを Java オブジェクトに非シリアル化して、データおよび機能にプログラムからアクセスできるようにします。 Web サービスは、意図的にデータ指向および XML 指向になっており、Web サービスのニュートラル言語を使用できるようにします。 XML はデータ交換の標準です。そのため、SOAP および XML 処理(PERL、Python などを含むほとんどの処理)が可能なプログラムまたはスクリプト言語は、WSDL をクライアント スタブにコンパイルし、その結果の XML を処理することによって、ただちに Web サービス インターフェースにアクセスできます。
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