前のトピック: 認証情報ボールト プロファイル次のトピック: 認証情報ボールト プロファイルをデフォルトとして設定


認証情報ボールト プロファイルの作成

ディスカバリ操作の実行時に企業内のサーバおよびストレージ デバイスにアクセスするには、以下の手順に従って認証情報ボールト プロファイルを作成します。

次の手順に従ってください:

  1. [管理]リンクをクリックし、次に[ネットワーク]タブをクリックします。
  2. [ネットワーク]タブ ページで、メイン タブの下の[認証情報ボールト]リンクをクリックします。
  3. [認証情報ボールト プロファイル]ページで、[テーブル アクション]ドロップダウン リストから[認証情報ボールト プロファイルの作成]を選択します。
  4. [認証情報ボールト プロファイルの作成]ウィザードで、以下のフィールドに入力し、[次へ]をクリックします。
    名前

    プロファイルの名前を定義します。

    説明

    プロファイルの目的を説明します。

    デフォルト

    プロファイルをディスカバリのデフォルト プロファイルとして使用するかどうかを指定します。 デフォルトの認証情報ボールト プロファイルとして指定できるのは、1 つのプロファイルのみです。

  5. ウィザードの[Windows]ページで、以下のフィールドに入力し、[テスト]をクリックして認証情報が有効であることを確認して、[追加]をクリックします。
    ユーザ ID

    Windows オペレーティング システムを使用するコンピュータへの接続のためにプロファイルが使用するユーザ名を指定します。 仮想 Microsoft Hyper-V およびオペレーティング システムベースの Windows 仮想化(VMware サーバ、VMware ワークステーション、Microsoft Virtual Server、または Microsoft Virtual PC)へのアクセスにも使用できます。

    パスワード

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを定義します。

    パスワードの検証

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを再入力するよう、ユーザに要求します。

    説明

    認証情報の目的を説明します。

    ウィザードは、[Windows 認証情報]テーブルに認証情報を追加します。

  6. [次へ]をクリックします。
  7. ウィザードの[UNIX]ページで、以下のフィールドに入力し、[テスト]をクリックして認証情報が有効であることを確認して、[追加]をクリックします。
    ユーザ ID

    UNIX オペレーティング システムを使用するコンピュータへの接続のためにプロファイルが使用するユーザ名を定義します。 また、プロファイルでは、サポートされている以下の仮想環境にアクセスするために、この ID が使用されます。

    • Citrix Xen
    • IBM HMC
    • VMware ESX
    • Solaris ゾーン
    パスワード

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを定義します。

    パスワードの検証

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを再入力するよう、ユーザに要求します。

    説明

    認証情報の目的を説明します。

    ウィザードは、[UNIX 認証情報]テーブルに認証情報を追加します。

  8. [次へ]をクリックします。
  9. [SNMP v1 および v2]ウィザード ページで、以下のフィールドに入力し、[追加]をクリックします。
    SNMP コミュニティ名

    SNMP v1 または v2 コミュニティの名前を定義します。 SNMP コミュニティは、SNMP を実行するデバイスおよび管理ステーションをグループ化して、データの送信先を定義する際に役立ちます。

    デフォルト: public

    説明

    コミュニティの目的を説明します。

    ウィザードは、新しいコミュニティを[SNMP v1 および v2 認証情報]テーブル内の public コミュニティの下に追加します。

  10. [次へ]をクリックします。
  11. ウィザードの[SNMP v3]ページで、以下のフィールドに入力し、[テスト]をクリックして認証情報が有効であることを確認して、[追加]をクリックします。
    ユーザ ID

    SNMP エンジンに接続するためにプロファイルが使用するユーザ名を定義します。

    認証プロトコル

    以下のいずれかの認証プロトコル アルゴリズムを指定します。

    なし

    プロファイルはクライアントを認証しません。

    MD5

    プロファイルは、MD5 (メッセージ ダイジェスト)チャレンジ/レスポンス方式を使用して、クライアントを認証します。

    SHA

    プロファイルは、セキュア ハッシュ アルゴリズム(SHA)方式を使用して、クライアントを認証します。

    認証パスワード

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを定義します。

    認証パスワードの検証

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを再入力するよう、ユーザに要求します。

    プライバシー プロトコル

    プロファイルが選択した認証プロトコルに使用するプライバシー プロトコルを指定します。

    なし

    プロファイルは、プライバシー プロトコルを使用しません。

    AES

    プロファイルは、AES (Advanced Encryption Standard)プライバシー プロトコルを使用します。

    DES

    プロファイルは、DES (Data Encryption Standard)プライバシー プロトコルを使用します。

    プライバシー パスフレーズ

    ユーザに関連付けるプライバシー パスフレーズを定義します。

    プライバシー パスフレーズの検証

    プライバシー パスフレーズを再入力するよう、ユーザに要求します。

    説明

    認証情報の目的を説明します。

    ウィザードは、[SNMP v3 認証情報]テーブルに認証情報を追加します。

  12. [次へ]をクリックします。
  13. ウィザードの[VMware]ページで、以下のフィールドに入力し、[テスト]をクリックして認証情報が有効であることを確認して、[追加]をクリックします。
    ユーザ ID

    VMware vCenter または VMware ESX を使用するコンピュータへの接続のためにプロファイルが使用するユーザ名を定義します。 この値は、VMware Web クライアントでこれらのサーバ タイプへのアクセスに使用する認証情報を設定します。

    パスワード

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを定義します。

    パスワードの検証

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを再入力するよう、ユーザに要求します。

    説明

    認証情報の目的を説明します。

    ウィザードは、[VMware 認証情報]テーブルに認証情報を追加します。

  14. [次へ]をクリックします。
  15. ウィザードの[Red Hat Enterprise Virtualization]ページで、以下のフィールドに入力し、[テスト]をクリックして認証情報が有効であることを確認して、[追加]をクリックします。
    ユーザ ID

    Red Hat Enterprise Virtualization を使用するコンピュータに接続するためにプロファイルが使用するユーザ名を定義します。

    パスワード

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを定義します。

    パスワードの検証

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを再入力するよう、ユーザに要求します。

    説明

    認証情報の目的を説明します。

    ウィザードは、[Red Hat Enterprise Virtualization の認証情報]テーブルに認証情報を追加します。

  16. [次へ]をクリックします。
  17. ウィザードの[NetApp]ページで、以下のフィールドに入力し、[テスト]をクリックして認証情報が有効であることを確認して、[追加]をクリックします。
    ユーザ ID

    NetApp OnCommand に接続するためにプロファイルが使用するユーザ名を定義します。

    パスワード

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを定義します。

    パスワードの検証

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを再入力するよう、ユーザに要求します。

    説明

    認証情報の目的を説明します。

    ウィザードは、[NetApp 認証情報]テーブルに認証情報を追加します。

  18. [次へ]をクリックします。
  19. ウィザードの[SMI-S]ページで、以下のフィールドに入力し、[テスト]をクリックして認証情報が有効であることを確認して、[追加]をクリックします。
    ユーザ ID

    SMI-S (Storage Management Initiative - Specification)デバイスに接続するためにプロファイルが使用するユーザ名を定義します。

    パスワード

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを定義します。

    パスワードの検証

    指定したユーザ ID に関連付けるパスワードを再入力するよう、ユーザに要求します。

    説明

    認証情報の目的を説明します。

    ウィザードは、[SMI-S 認証情報]テーブルに認証情報を追加します。

  20. AWS EC2 ウィザード ページで、以下のフィールドに入力します。
    アクセス キー ID

    クラウド サービス アカウントにサインアップする際のクラウド サービスのアクセス キー ID を定義します。

    シークレット アクセス キー

    クラウド サービス アカウントのセキュリティ キーを定義します。

    シグネチャ方式

    クラウド上のシグネチャを計算するためにクラウド サービスが使用するアルゴリズムを指定します。

    シグネチャ バージョン

    クラウド サービス シグネチャ方式のバージョンを指定します。

    Web サービス バージョン

    クラウド サービスのバージョンを指定します。

    説明

    認証情報の目的を説明します。

    注: EC2 Web サービスにアクセスするための HTTP プロトコルがサポートされています。

  21. クラウド認証情報をテストするには、右隅の[テスト]ボタンをクリックし、[Ok]をクリックします。 以下のフィールドを指定します。
    AWS EC2 エンドポイント

    HTTP リクエスト送信先の AWS EC2 エンドポイント名を記述します。 [Network Discovery Gateway]フィールド値が入力されます。

  22. (オプション)[追加]ボタンをクリックして、サーバを検出するもう一方の EC2 クラウド環境のクラウド認証情報を指定します。 AWS EC2 認証情報がデータベースに保存されます。
  23. [完了]をクリックします。

    ウィザードはプロファイルを作成し、[認証情報ボールト プロファイル]テーブルに追加します。