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統合の概要

CA Business Intelligence r3.2 または r3.3 SP1 では、CA SDM r12.7 の CA CMDB コンポーネントと CA Configuration Automation r12.8 を統合できます。 CA Business Intelligence で展開される CA CMDB エクスポート レポートは、CA Configuration Automation の情報を含む XML ファイルを提供します。このファイルは、GRLoader を使用して CA CMDB にロードされます。 CA CMDB のユーティリティである GRLoader を使用すると、管理データベース(MDB)の CI とその関係を作成または更新できます。 GRLoader は、CA CMDB のファミリ、クラス、関係を GRLoader を介して CA Configuration Automation のオブジェクト タイプにマップします。 CA SDM r12.7 は GRLoader を自動的にインストールします。

重要: この統合が正しく動作するには、CA Business Intelligence をインストールする必要があります

以下では、統合の動作方法の概要を説明と図で示します。

  1. CA Configuration Automation は、サーバ CI、NIC CI、コンポーネント CI、ハード ドライブ CI などの CI および CI 関係を検出します。
  2. CA CMDB エクスポート レポートを CA Business Intelligence に展開して、CA Configuration Automation データベースから CI データを抽出します。
  3. XML 形式の CI データがロードできる状態になった際に生成されるイベントを待機するように GRLoader ユーティリティをスケジュールします。

    GRLoader は CA Configuration Automation から CA CMDB に XML データをロードします。

  4. デスティネーションへの CA CMDB エクスポート レポートをスケジュールします。

    GRLoader はこのデスティネーションを使用して、XML ファイルが正常に生成されると発生するイベントを待ち、CA CMDB にそれをロードします。

    注: GRLoader はデフォルトでは電子メール通知を送信しませんが、必要に応じて、指定したユーザに通知を送信するようにデスティネーション サーバの電子メールまたはファイル システムを構成できます。 BOXI_GRLoader のスケジュールが正常に行われると、出力が電子メール通知としてユーザに送信されます。

統合を完了した後は、CA CMDB からの CI のコンテキストで CA Configuration Automation を起動できます。 CA CMDB の CI の詳細を確認し、CA SDM r12.7 で構成した URL から CA Configuration Automation を起動します。