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CAICCI の構成と起動

CAICCI の構成と起動を行う方法

1. CCITCP、CCITCPGW、CCISSL、CCISSLGW の各スターティッド タスクに関連付けられた ID に対し、有効な OMVS セグメントを定義します。
2. 以下の DCM ステートメントが「CAIENF パラメータ ファイルの設定」セクションで定義されていない場合は、CAIENF パラメータ ファイル内で定義します。

   DCM （CAS9DCM3）
   

3. YourdeployHLQ.CAW0OPTN データセットのメンバ CCIPARM 内に保管されているデフォルトの CAICCI オプションを確認し、更新します。
   • CAICCI 用にカスタマイズしたオプションに加えて、インストールする CA ソリューション用に別途オプションを追加する必要があるかどうかを判断します。 特に、CAICCI SPAWN 機能を使用する CA ソリューションでは、ENF PROC 内の SPNPARM DD ステートメントに追加する必要のある関連の SPAWN パラメータが提供されます。 詳細については、ご使用のソリューションのマニュアルを参照してください。
   • CA ソリューションが Assured Delivery 機能を必要とする場合は、CCIPARM に LOGGER コマンドを追加します。

     注： Assured Delivery の詳細については、「Administration Guide 」を参照してください。

   • バージョン 14.0 において、CAICCI は、64 ビット（バーより上）ストレージの使用をサポートします。 CA ソリューションは、キューとアプリケーション バッファ用に 64 ビット ストレージを割り当てて使用するために CAICCI を実行する場合があります。 そのため、単一アドレス空間用に使用可能な仮想ページ数を境界を超えて設定するシステム MEMLIMIT は、2 ギガバイトといった、ゼロでない値に設定する必要があります。 64 ビット ストレージを利用する特定の CA ソリューションは、それに特有の MEMLIMIT 要件を識別します。

     MEMLIMIT は、以下のいずれの方法でも設定できます。

     • JOB または EXEC ステートメント上で（「z/OS MVS JCL 解説書」参照）
     • SMFPRMxx parmlib メンバ内の MEMLIMIT パラメータによって（「z/OS MVS 初期設定およびチューニング解説書」を参照）
     • SET SMF または SETSMF コマンドによって（「z/OS システム・コマンド」を参照）
     • IEFUSI インストール EXIT によって（「z/OS MVS インストール EXIT」を参照）