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Event Management のインストール後の作業

Event Management のインストールを完了する方法

  1. 追加の Event Management ディレクトリを作成します。
    1. CNSMJCL メンバ D5II0040 を変更してサブミットします。
    2. EXPAND のSTEPで参照される STDOUT ファイルと STDERR zFS ファイルを確認して、このジョブの結果を確認します。 リターン コードのみで正常に完了したと判断しないでください。
  2. Event Management プロファイルを作成します。
    1. Event Management がすでにユーザのシステムにインストールされている場合は、 /etc/profile ファイルにある Event Management 更新を削除(単なるコメント アウトではなく)します。 次に、この手順に関連付けられているジョブをサブミットします。 更新が存在する場合、それはファイルの最後に明確にマーキングされています。
    2. CNSMJCL メンバ D5II0050 を変更してサブミットします。 Event Management の実行は、さまざまな環境変数の設定に依存します。

      システムの標準に合わせて以下の変数を変更します。

      • STEPLIB と CA_DBHLQ

        Calendars オプションまたは Message Actions オプションのいずれかを使用する予定がある場合、CA Common Services コンポーネントのインストールと設定を完了してから、CA Datacom/AD をインストールする必要があります。 CA Datacom/AD データセットの名前または高レベル修飾子が不明な場合は、CA Datacom/AD のインストールの完了後に、この情報を使用してプロファイル ファイルを直接編集できます。

        STEPLIB は、CA Datacom/AD および CA Common Services ロード ライブラリを以下の順序で参照する必要があります。

              STEPLIB=$STEPLIB:CAI.DATACOM.CUSLIB
              STEPLIB=$STEPLIB:CAI.DATACOM.SMPE.CAAXLOAD
              STEPLIB=$STEPLIB:CAI.CAW0LOAD
              STEPLIB=$STEPLIB:CAI.CNSMLOAD  
        

        CA_DBHLQ はユーザの CA Datacom/AD 高レベル修飾子を参照する必要があります。 その値は、カスタム データ セット プレフィクスです。 CA_DBHLQ の値の末尾がドットにならないようにする必要があります。 この高レベル修飾子は、CUSLIB 用の STEPLIB で使用される修飾子と同じです。

        Calendars または Message Actions オプションを使用しない場合、CA Datacom/AD 参照を削除します。

        Calendars または Message Actions オプションを使用しない場合、STEPLIB はユーザの CA Common Services ロード ライブラリのみを参照します。 CA Datacom/AD データセットを参照している STEPLIB ステートメントを削除します。 CA Common Services ロード ライブラリは以下のとおりです。

              STEPLIB=$STEPLIB:CAI.CAW0LOAD
              STEPLIB=$STEPLIB:CAI.CNSMLOAD
        

        また、CA_DBHLQ ステートメントを削除します。

      • CA_OPR_ZOSDB は、CA Datacom/AD データベースを使用するかどうかを示します。 デフォルト値は N(いいえ)です。 Calendars または Message Actions を使用する場合、この環境変数の値を Y(はい)に変更します。
      • INSTALLSAF は、Store and Forward をアクティブにするかどうかを示します。 デフォルト値は Y(はい)です。
      • UPDATE_ETC は、/etc/profile を更新して、Event Management コマンドの実行に必要な環境変数を設定するかどうかを示します。 デフォルト値は N(いいえ)です。

        ユーザが Y (はい)を選択し、Event Management がこのシステムにすでにインストールされている場合、/etc/profile は更新されません。 /etc/profile の内容を確認して、定義されている現行の CAIGLBL0000 値が正しいかどうか、およびすべてのユーザにとってより望ましいものであるかどうかを判断します。

        N(いいえ)を選択した場合、CAIGLBL0000 ディレクトリにある tngprofile ファイルが、後にログインに使用される適切なプロファイル設定で更新されます。

  3. Event Management のリンクを作成します。

    CNSMJCL メンバ D5II0065 は Event Management で必要なリンクを作成し、Event Management コンポーネントのインストール スクリプトを実行します。 このジョブは長期間にわたります。

    EXPAND のSTEPで参照される STDOUT ファイルと STDERR zFS ファイルを確認して、このジョブの結果を確認します。 リターン コードのみで正常に完了したと判断しないでください。

    重要: JAVA_HOME を最初に初期化する必要があります。そうしない場合、この手順は正しく完了しません。