前のトピック: 即時に起動するように更新を設定する次のトピック: autoexec.bat の変更規則


ブート手順およびブート レベル

インストーラがそのジョブ(インストール、アンインストール、および更新)を処理した後に、それぞれのブート レベルが設定されたり、(たとえば、ファイルがロックされたために)システムの再起動が必要になったりした場合には、システム起動(ブートまたはログオン/ログオフ)が開始します。 システム起動は、ブート レベルおよびシステムの状態に応じて異なります。

インストール ブート レベルは、リファレンス インストールによって自動的に設定されますが、手動でも変更できます。 インストールとアンインストール向けに別々にブート レベルを設定できます。 アンインストールのブート レベルが指定されていない場合は、インストールのブート レベルの値が使用されます。

製品のインストールにログオフ/ログオンまたは再起動が必要な場合、インストーラはブート レベルをより高い値に変更することができます。

必要に応じて、製品のブート レベルを info.sxp アーカイブ ファイルで指定したり、変更したりすることができます。 製品をインストールした後に、強制的に再起動またはログオン/ログオフが行われるようにすることもできます。

以下の表に、ブート レベル、開始エンティティ、および対応するアクションに関する情報を示します。

ブート レベル

アクション

コメント

0

ターゲット駆動

ターゲット コンピュータ上で製品のインストールまたは削除を行う環境において、再起動が必要な場合(たとえば、置換されるファイルがターゲット コンピュータ上でロックされている場合など)は、インストーラによってこの再起動が開始されます。

参照インストール中にパッケージング コンピュータが再起動されなかった場合は、これがデフォルトになります。

1

ログオフが必要

Windows デスクトップおよびレジストリへの変更を有効化するには、ユーザがログオフしてからログオンし直す必要があります。

3

バッチ後に再起動

トランザクションの最後に、自動的にシステムの再起動が開始されます。

参照インストール中にパッケージング コンピュータが再起動された場合は、これがデフォルトになります。

4

ジョブ後に再起動

インストールの直後、または製品の削除の直後に、再起動が行われます。

ブート レベル 1 および 3 の場合は、次のようになります。インストール ジョブおよびアンインストール ジョブが数個の場合のトランザクションでは、アンインストール ジョブが最初に実行されます。 発生したアンインストール ブート レベルのうち、最上位が記録され、すべてのアンインストール ジョブの最後に、必要なシステム ブートが実行されます。 次に、同じ手順がすべてのインストール ジョブに適用されます(最上位のインストール ブート レベルを使用)。

ブート レベル 2 は、このパッケージャ バージョンでは適用されなくなりました。 ブート レベル 2 のエントリを含む古いパッケージが編集される場合は、ブート レベルが内部的に「1 - ログオフが必要」に設定されます。