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sdmpcimg コマンド(32 ビットおよび 64 ビット バージョン)

win32 で有効

sdmpcimg.exe コマンドには、WinPE イメージ サポート用のオプションがあります。 これらのオプションは、以下のとおりです。

このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。

sdmpcimg [-m tftp] -[lptvz] ...
l

ローカル インターフェースおよびブート サーバについての BINL 情報を取得します。

p

以下のようにして、BINL パケット内で見つかったパラメータ ファイルを、ブート サーバからダウンロードします。

-p [パラメータをダウンロードするファイル/ディレクトリ] [サーバの ip] [サーバのポート]

注: [パラメータをダウンロードするファイル/ディレクトリ] が指定されていない場合、パラメータ ファイルは現行ディレクトリにダウンロードされます。

t

以下のようにして、tftp サーバからファイルを取得します。

  -t <ダウンロードするファイル> [ダウンロード先のローカル ファイル/ディレクトリ] [サーバ IP] [サーバ ポート]
v

バージョン情報を出力します。

z

以下のようにして、サーバから caz ファイルをダウンロードします。

 -z <ダウンロードする caz ファイル> [ダウンロード先のディレクトリ] [サーバ IP] [サーバ ポート]

[ダウンロード先のファイル/ディレクトリ] が指定されていない場合、ファイルは現行ディレクトリにダウンロードされます。

[サーバ IP] が指定されていない場合、BINL パケットの IP アドレスが使用されます。

[サーバ ポート] が指定されていない場合、デフォルトの tftp ポートに接続されます。

例: ブート サーバの検索

以下の例では、ターゲットが割り当てられている CA ブート サーバを検索します。

sdmpcimg –l

このコマンドでは、以下のブート サーバ情報が標準出力に出力されます。

例: このターゲットのすべての OSIM パラメータを取得する

以下の例では、ブート サーバからすべての OSIM パラメータを取得して、これらのパラメータを $parametername$=value の形式でローカルの c: ディレクトリのファイル parameter.dat に書き込みます。

sdmpcimg -m TFTP -p c:\parameter.dat

以下の例では、ブート サーバからすべての OSIM パラメータを取得して、これらを $parametername$=value の形式で標準出力に書き込みます。

sdmpcimg –m TFTP –p !

例: TFTP を使用したファイルのダウンロード

以下の例では、TFTP を使用して、ブート サーバからローカルの c: ディレクトリのターゲット ファイル file02 に file01 というファイルをダウンロードします。

sdmpcimg –m TFTP –t #MPCPATH#/images/dosboot/winxpx86.2/file01 c:\file02

ブート サーバによって、#MPCPATH# がイメージ ストアへのパスに置き換えられます。