前のトピック: TFTP ブロックサイズを設定してファイル伝送時間を改善する次のトピック: canet コマンド - ブート サーバ上の OSIM 共有へのアクセス


preplace コマンド -- テキスト モード ファイルの OSIM パラメータの置換

preplace.exe コマンドを使用して、テキスト モード ファイルの OSIM パラメータを置換します。 このコマンドは、WinPE イメージにも適用されます。

注: win32 および amd64 用に異なるバージョンがあります。

このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。

preplace -i parameter_file1 [ ... -i parameter_filen] file1 [... filem]

各項目は以下のとおりです。

-i parameter_file1 [ ... -i parameter_filen]

OSIM パラメータを含むファイルのリストを指定します。 リストの要素はスペースで区切ります。

file1 [... filen]

パラメータが置換されるファイルのリストを指定します。 リスト内のファイルは、スペースで区切ります。 リストされたすべてのファイル内で、$parametername$ の各パラメータ値は、parameter_file の値で置換されます。

例: OSIM パラメータの置換

以下のコマンド シーケンスによって、Windows XP インストール スクリプト winxp.cmd および自動応答ファイル winxp.inf を取得し、ブート サーバからターゲット固有のパラメータを取得します。 Windows XP のインストール スクリプトが実行される前に、インストール スクリプトおよび自動応答ファイルの両方の OSIM パラメータが preplace コマンドによって置換されます。

sdmpcimg –m TFTP –t #MPCPATH#/camenu/winxp.inf c:\winxp.inf
sdmpcimg –m TFTP –t #MPCPATH#/camenu/winxp.cmd c:\winxp.cmd
sdmpcimg -m TFTP -p c:\parameter.dat
preplace –i c:\parameter.dat c:\winxp.inf c:\winxp.cmd
C:\winxp.cmd