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GHOST (DOS)ディスク イメージを使用する OS イメージの作成

注: 以下の例は、GHOST ディスク イメージを使用する Windows 2000 の OS イメージを作成する方法を示しています。 Windows XP および Windows 2003 イメージの作成も同様に行うことができます。

  1. コンピュータにマスタ Windows XP、または Windows 2003 をインストールし、インストールに必要なサービス パックをすべて追加します。

    インストール用のシステム ドライブはドライブ C: で、フォーマットの種類は FAT16/32 にする必要があります。 GHOST の 32 ビット バージョンを使用する場合は、タイプとして NTFS も可能です。

    FAT16 システム パーティションを使用して GHOST イメージを作成する場合は、そのイメージ サイズが 2 GB を超えないようにする必要があります。

    OS プロトタイプのインストールが 2 GB よりも大きく、かつ DOS GHOST が使用される場合は、FAT32 を使用します。

    GHOST イメージがシステム パーティションだけから作成される場合、ターゲット マシン上のシステム パーティション以外の既存のパーティションは維持されます。

    DOS GHOST の場合、FAT16/32 パーティションは後で自動的に NTFS に変換され、未使用のディスク領域全体に拡張されます。 つまり、GHOST イメージの FAT 16/32 システム パーティションは、通常は前のシステム パーティションのサイズまで拡張されます。

    (CreateNewPartitions=yes)の場合、ディスク全体が使用されます。

  2. 追加のアプリケーションをインストールすることはお勧めしません。 OSIM は DSM Software Delivery エージェントもインストールするので、アプリケーションのインストールは、Software Delivery に任せる必要があります。
  3. マスタの Windows のインストールが完了した後に、以下のように、モデル システムに sysprep を適用します。 ディレクトリ C:\sysprep を作成し、ファイル sysprep.exe および setupcl.exe をこのディレクトリにコピーします。

    これらのファイルは、OS インストール CD の cab ファイル SUPPORT\TOOLS\DEPLOY.CAB から抽出できます。

    Windows XP と 2003 の間には若干の違いがあります。 sysprep のドキュメントを参照してください。

    注: サービス パックは新しいバージョンの sysprep をリリースすることがあります。サービス パックが適用された後は、この新しいバージョンを使用する必要があります。

  4. sysprep をモデル コンピュータで実行します。
  5. DOS GHOST を使用する場合は、DOS ブート フロッピーをモデル システムに挿入し、フロッピーからシステムを起動します。
  6. DOS が起動した後、GHOST プログラムの入ったフロッピーを挿入して ghost イメージを作成します。
  7. たとえば、名前が Win2k.gho というシステムの GHOST イメージを用意し、イメージ準備システムからアクセス可能な場所にそのイメージを保存します。

    これは \\ips\win2k で、c:\win2k のイメージ準備システム上にあるものとします。

    注: DOS GHOST を使用する場合、GHOST イメージの名前は 8.3 DOS 形式の有効なファイル名にする必要があります。

  8. このディレクトリ c:\win2k には、Ghost の DOS クライアント「ghost.exe」もコピーしてください。

これで、GHOST ベースの OSIM イメージを作成できます。