このセクションには、OS インストール管理(OSIM)に関する情報が含まれています。 また、このガイドは、ネットワークにつながる新しいコンピュータおよび既存のコンピュータに、オペレーティング システムを自動的にインストールする作業を設計および保守する管理者を対象としています。
オペレーティング システムのインストールが、システムを稼働させるための第一歩となります。 ハードウェア障害またはウイルス攻撃によりコンピュータがクラッシュした場合は、そのコンピュータにオペレーティング システムをインストールする必要があります。 規模の大きな企業でネットワークを管理する場合には、技術者の手を煩わせることなく、コンピュータ ソフトウェアをインストールまたは修復できた方が便利です。 OSIM を使用すると、このようなタスクを簡単に行うことができます。
OSIM を利用するには、オペレーティング システムの基本的かつ完全なイメージをインストールできるよう、コンピュータに PXE (Preboot execution Environment)が搭載されている必要があります。
初期 OS インストールの主な手順は、以下の 3 つです。
このほかにいくつか手順を実行すると、インストールを完了することができます。
ハードウェア、ネットワーク統合、およびサービス エージェントが、どのシステムでも同じであるとは限りません。 OSIM には、ユーザ固有の環境の要件に合った OS をインストールするために必要な手順を最小限に抑えることができる、ブート パラメータが用意されています。 よく使用される手順のデフォルトのパラメータ セットが用意されており、柔軟性を高めるためパラメータを追加することもできます。 また、あらゆるブート パラメータおよび設定を管理したり変更することもできます。
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