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Windows Embedded POS イメージへの追加ドライバの追加

IPS では、イメージ作成時に追加ドライバを自動的に追加しないため、Windows Embedded POS イメージに追加ドライバを手動で追加する必要があります。

Windows Embedded POS イメージに追加ドライバを追加する方法

  1. 追加ドライバのドライバ ファイル(.inf、.sys)を 「<OSIM-image store>\images\<imagename>\<imagename>\D2DriverFiles」ディレクトリにコピーします。
  2. 「<OSIM-image store>\images\<imagename>\<imagename>\setup」の下にあるドライバ説明ファイル driverinstall.xml を開き、追加ドライバの説明を追加します。 ドライバの説明は、ドライバの .inf ファイルから入手できます。

    注: driverinstall.xml スキーマの詳細な定義については、Windows Embedded POS のマニュアルを参照してください。

    サンプルのドライバ説明の例を以下に示します。

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
    <Drivers>
      ……….
        <AdditionalDevice ClassId="{4d36e972-e325-11ce-bfc1-08002be10318}" SourceDir="\D2DriverFiles">
    	<!-- "Broadcom, NTx86.5.1, NTamd64" -->
    	<File Name="b57win32.inf" InstallDir="inf" /> 
    	<File Name="b57xp32.sys" InstallDir="system32\drivers" /> 		
    	<HardwareId Id="PCI\VEN_14e4&amp;DEV_1677&amp;SUBSYS_01AD1028&amp;REV_01" /> 
        </AdditionalDevice>
    </Drivers>
    
  3. ファイルを保存して閉じます。

    追加ドライバがイメージに追加されます。 イメージを適用する際に、これらのドライバがターゲット コンピュータにインストールされます。