

拡張ネットワーク接続(ENC) › ENC ゲートウェイ接続プロセス
ENC ゲートウェイ接続プロセス
ENC ゲートウェイ機能では、Client Automation がファイアウォールで保護されているコンピュータと通信できます。 2 つのコンピュータが、間にファイアウォールがあるために接続できないような場合には、ENC ゲートウェイによって、2 つのコンピュータ間のデータを中継する第 3 のコンピュータに 2 つのコンピュータが接続するように調整されます。
ENC ゲートウェイ ネットワーク内では、2 つのエンド ポイント(コンピュータ)間の接続プロセスは以下のとおりです。
- エンド ポイント 1 があるポートで接続をリスンしようとします。 1 つが本物、もう 1 つが仮想である 2 つのポートが開かれます。 本物のポートでは直接接続が行われ、仮想ポートは、ENC クライアントによって維持され、ENC ゲートウェイ接続をリスンします。
- エンド ポイント 2 が接続しようとします。 ソケット アダプタによって、直接接続の確立が試行されます。 これに成功すると(同じネットワーク内の可能性)、ENC ゲートウェイではそれ以上何も行われません。
- 失敗すると、ソケット アダプタが ENC ゲートウェイ マネージャに接続を調整するように求めます。
- ENC ゲートウェイ マネージャが、既知の ENC ゲートウェイ ルータのリストを両方のエンド ポイントに送信します。 それぞれのエンド ポイントでは、ルータに ping を行い、その結果を返します。 ENC ゲートウェイ マネージャは、両方のエンド ポイントが到達できるルータを選択し、それぞれのエンド ポイントにそのルータに接続するように通知します。
- それぞれのエンド ポイントが ENC ゲートウェイ ルータに接続し、そのルータがエンド ポイント間のデータを中継します。
このプロセスは、エンド ポイントがネットワークを介してファイアウォールの外にある ENC ゲートウェイ サーバおよび ENC ゲートウェイ ルータに接続できるかどうかに依存します。 内部向けの接続は行われませんので、内部向けのポートを開く必要はありません。
Copyright © 2014 CA Technologies.
All rights reserved.
 
|
|