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ロケーション ルールのアドレス範囲の設定

エージェント アドレスが IP アドレス範囲の条件に一致する場合、ロケーション ルールは選択に含まれます。 ロケーション認識機能は、IPv4 および IPv6 の両方のアドレスをサポートします。 エージェントが複数のルールに一致する場合、ルールの優先度の値を使用して、使用するサーバを判断します。

次の手順に従ってください:

  1. アドレス範囲列の新しい値をダブルクリックします。

    [プロパティの設定]ダイアログ ボックスが開きます。

  2. [値]フィールドにアドレス範囲を入力し、[OK]をクリックします。

    制限: 最小値は 1 です。

    IPv4 を使用する場合、アドレス範囲列に IP アドレス、IP ワイルドカード、または IP 範囲を指定できます。 以下に例を示します。

    IPv6 を使用する場合、アドレス範囲列にさまざまな IPv6 アドレス プレフィックスを指定できます。 以下に例を示します。

    2001:DB8::/48

    組織、サイト、サブサイト、サブネットを特定します。48 はプレフィックスの長さ(ビット)で、許可される最大ビット数は 64 です。

    特別なアドレス プレフィックス:

    FE80::/64

    リンク ローカル プレフィックスとの照合に使用します(ローカル サブネット)。

    FEC0::/64

    サイト ローカル プレフィックスとの照合に使用します。

    ::/0

    すべての IPv6 アドレスとの照合に使用します。

    マルチキャスト グループ アドレス:

    FF02::1

    ローカル ネットワーク セグメントの全ノードとの照合に使用します(リンク ローカル)。

    FF05::1

    サイト ネットワーク上の全ノードとの照合に使用します(サイト ローカル)。

    FF08::1

    組織ネットワーク上の全ノードとの照合に使用します(組織ローカル)。

    ロケーション ルールに対するアドレス範囲が設定されました。