ユーザのログアウトまたは再起動後は変更が持続しない仮想デスクトップ上でソフトウェアの再インストールをトリガするために、Client Automation はオフライン RAC 処理を実行します。 ユーザが仮想デスクトップに次回ログインするときに、オフライン RAC は、ログアウトまたは再起動の前にインストールしたソフトウェアとパッチを再インストールします。
パッチは、置き換えやロールアウトの順序を考慮せずに再展開されるため、デフォルトでは、RAC 中はパッチの展開が除外されます。 この動作により、予期しない結果が発生する場合があります。 同様に、ブラックリスト記載のターゲットも、パッチ展開中に除外されます。
再構成可能な仮想デスクトップは、デフォルトではブラックリスト記載のコンピュータの一部です。 RAC から除外するため、およびブラックリスト記載のコンピュータを無視するためのデフォルト設定は、パッチ展開の処理に理想的です。 設定を変更して、デフォルト動作を変更できます。
次の手順に従ってください:
設定オプションが表示されます。
RAC 処理中のパッチ展開を除外します。 RAC 中にパッチを展開するには、このオプションをクリアします。 パッチは、置き換えやロールアウトの順序を考慮せずに再展開されるため、予期しない結果が発生する場合があります。
パッチ展開中に、ブラックリスト記載のターゲットを選択されたターゲット リストに追加するときに、デフォルト オプションを指定します。 パッチの展開で、選択されたブラックリスト記載のターゲットを含めるには、このオプションをクリアします。 また、個別の展開で、このオプションを変更することもできます。 指示されなかった場合に、ブラックリスト記載のターゲットを常に無視するには、このオプションを選択します。
ポリシーの評価中に、ブラックリスト記載のターゲットを無視する必要があることを指定します。 このオプションを選択すると、UPM ブラックリスト クエリが UPM ポリシー クエリに追加されます。
ブラックリスト クエリは、パッチ展開から除外されるコンピュータのリストを取得します。 デフォルトでは、blacklistQuery パラメータは、UPM – Blacklisted Computers クエリに設定されています。 このクエリは Recomposable Computers というクエリにリンクされ、インベントリ項目に基づく再構成可能なデスクトップを取得します。 インベントリ項目 IsRecomposable は、[インベントリ]-[オペレーティング システム]-[テンプレート設定]下にあります。 再構成可能なデスクトップに加えて、コンピュータを UPM – Blacklisted Computers に追加し、またはこのようなコンピュータを除外するクエリを作成できます。 新しいクエリに、Recomposable Computers という名前のクエリが含まれていることを確認します。 ブラックリスト記載のコンピュータのクエリを作成する場合、Black List Query パラメータでクエリの名前を指定します。
注: 既存の UPM ポリシーとパッケージを自動的に更新するには、それらをアップグレードしたことを確認します。 アップグレードの詳細については、「Patch Manager パッケージおよびポリシーの更新」を参照してください。
Patch Manager は、RAC、およびパッチ展開中にブラックリスト記載のコンピュータを処理するように設定されています。
vDisk またはゴールデン テンプレートにセキュリティ パッチを適用することにより、仮想デスクトップに必要なすべてのセキュリティ パッチがインストールされることが保証されます。 vDisk またはゴールデン テンプレートにパッチを適用するには、ゴールデン テンプレートの更新シナリオで指定されたプロセスに従います。
デフォルトでは、再構成可能なデスクトップはブラックリスト記載のターゲットの一部であり、ブラックリスト記載のすべてのターゲットが、パッチの展開から除外されます。 ただし、要件がある場合には、ブラックリスト記載のターゲットに対してパッチを適用できます。
次の手順に従ってください:
選択したグループ内のブラックリスト記載のターゲットのリスト、または個別のターゲットのリストが、[ブラックリスト記載のターゲット]ペインに表示されます。
選択されたターゲット上のパッチ展開が、スケジュールされた時間に開始します。
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