DSM マネージャをアンインストールする場合、MDB はアンインストールされず、システム上に残ります。
MDB は、それとともにローカルにインストールされた別の CA Technologies 製品によって使用されたり、リモートの製品から使用されたりします。 これらの CA Technologies 製品のいずれかをアンインストールしても、必ずしも MDB が使用されなくなるわけではありません。
MDB および選択された MDB プロバイダのアンインストールは、ほかの CA Technologies 製品のローカルまたはリモートでの使用状況の影響すべてを慎重に考慮した後、権限が与えられた管理者のみが実行することをお勧めします。
Microsoft SQL Server MDB は、Microsoft SQL エンタープライズ マネージャを使用して削除することができます。エンタープライズ マネージャでは、MDB データベースを選択し、削除することができます。 MS SQL Server MDB の削除に使用できる別のツールは、SQL Server Management Studio です。
Oracle MDB を削除するには、設定プログラムを使用し、「アンインストール」を選択して MDB スキーマの PIF 製品の部分を削除します。 その後、「oracle」でログインして、Oracle dbca 管理ツールを使用して、データベースのテーブルを削除できます。 最後に、../opt/CA/SharedComponents/oracle/mdb フォルダに残っているファイルを、「root」でログインして手動で削除できます。
注: Oracle MDB の削除の詳細については、Client Automation ドキュメント セット(マニュアル選択メニュー)の一部である「MDB の概要」、または適切な Oracle のドキュメントを参照してください。
DSM マネージャをアンインストールする場合、Microsoft SQL Server から ca_itrm ユーザ、および ca_itrm_ams アカウント(存在する場合)を手動で削除する必要があります。 ca_dsm ユーザが Microsoft SQL Server に残っていると、その SQL Server では Client Automation を新規にインストールできない場合があります。 使用していた CCS もアンインストールした場合は、nsmadmin および hostname\TNDUsers アカウントも SQL Server から手動で削除する必要があります。
DSM マネージャをアンインストールする場合、デフォルトでは MDB に含まれている付随データは削除されません。
Client Automation インストール ウィザードには、MDB からデータを削除する機能があります。
なんらかの理由により、MDB からデータを削除する方法としてこの方法を選択しない場合は、スクリプト data_uninstall を実行して MDB をクリーンアップする必要があります。 このスクリプトは、Microsoft SQL Server および Oracle をサポートしています。 スクリプトの適切なバージョンである data_uninstall.bat (SQL Server 用) および data_uninstall.sh (Oracle 用)は、Client Automation インストール DVD の以下の場所から利用できます。
各サブディレクトリからローカルのマネージャ システムにすべてのファイルをコピーし、適切なパラメータを指定した data_uninstall スクリプトをコマンド プロンプトから実行します。
以下は、data_uninstall スクリプトを使用するシナリオおよびビジネス事例です。
Client Automation が唯一のアプリケーションの場合は、MDB を手動で削除することができます。
または、data_uninstall スクリプトを実行して、‑pdata d および ‑data d のフラグを設定します。
Client Automation が唯一のアプリケーションの場合は、MDB を手動で削除することができます。
または、data_uninstall スクリプトを実行して、‑pdata d および ‑cdata d のフラグを設定します。
登録済みアセットも削除する場合は、引数 ‑asset d を設定する必要があります。
この場合、少なくともファイル システム オブジェクトを参照する一部のデータを削除する必要があります。 そのため、data_uninstall スクリプトを実行して、‑sdonly フラグを設定します。 これによって、オペレーティング システム インストール管理(OSIM)およびブート情報を含む、関連する Software Delivery ファイル システム オブジェクトへの参照が削除されます。
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