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Windows でソースからエージェントを実行する方法

Client Automation では、Windows Asset Management、Software Delivery、および Remote Control エージェントの各コンポーネントを、MSI 管理ネットワークの共有インストール ポイントから実行することができます。 この固有の機能は、ソースからの実行と呼ばれます。 エージェントがソースからの実行モードでインストールされた場合、プログラムの実行可能ファイルは、そのネットワーク管理共有インストール ポイントからロードされ、実行されます。 設定ファイルやログ ファイルなどは、ローカル ディスクに保存されます。

共通の CAM および CAWIN コンポーネントは、現在、常にローカルにインストールする必要があります。

ソースからの実行モードでエージェントをインストールした後に、エージェント システムを再起動する必要があります。

ソースから実行モードでエージェントをインストールするように環境をセットアップする方法

  1. MSI 管理インストール ポイントを作成します。

    対話式インストール ウィザードを使用して WindowsProductFiles_x86 フォルダに移動し、setup.exe /a を実行します。 これにより、完全な製品とそのすべてのコンポーネントのインストール ポイントが作成されます。

    自動でエージェントのインストールを実行する場合、またはエージェント コンポーネントのみをインストールする場合は、WindowsProductFiles_x86 の下のエージェント フォルダの 1 つに移動し、以下のコマンドを実行します。

    msiexec /a msipackagename /qn /v*l %temp%\DSMAdminAgt.log"
    

    注: いくつかのエージェント パッケージに msiexec コマンドを使用する場合は、すべてのエージェントに対して、必ず同じルート フォルダを使用してください。

  2. ここで作成した管理インストール ポイントに、ネットワーク共有を作成します(まだ作成していない場合)。 このネットワーク共有は、null セッション共有として設定する必要があります。
  3. 管理ネットワーク共有インストール ポイントから、MSI パッケージをインストールします。

    ソースからの実行モードでエージェントをインストールしようとしているターゲット コンピュータで、以下のコマンドを実行します。

    msiexec /i \\servernode\adminshare\msipackagename ADDSOURCE=ALL AGENT_SERVER=servername CAF_START_SERVICE=0 /qn /v*l %temp%\DSMSetupRFS.log
    

    これにより、エージェントが自動的にインストールされます。

インストール ウィザードでカスタム インストール オプションを使用して、ソースから実行モードでエージェントをインストールするように環境をセットアップすることもできます。 UNC パス \\server node\MSI admin share\setup.exe を使用してインストール ウィザードを開始し、カスタム インストールのダイアログ ボックスの指示に従って、ソースから実行する各エージェントを設定します。

注: 管理ネットワーク共有が Windows 2003 Server によってホスティングされている場合は、エージェントのマシン アカウントを Windows 2003 Server の管理者グループに追加する必要があることがあります。