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Client Automation でのコンピュータの識別

Client Automation は、各管理対象コンピュータに CA Technologies 固有のユニバーサル ユニーク識別子(UUID)を割り当てます。 これは、各コンピュータの以下の場所に保存されます。

Windows レジストリ

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ComputerAssociates\HostUUID

Linux/UNIX

/etc/cadmuuid

CA ITCM アプリケーション フレームワーク(CAF)は、CA Technologies 固有の UUID の場所を定期的に確認します。 UUID が検出された場合、CAF はこのアセットがすでにデータベースに登録されているとみなします。 UUID が検出されない場合、CAF によって新しい UUID が作成され、このアセットがデータベースに登録されます。

別のコンピュータにインストールする、またはバックアップとして使用するためにインストールをコピーする場合(たとえば、GHOST などのイメージング ツールを使用したハード ディスクの物理ダンプ、または VMware などのツールを使用した仮想マシンのイメージ ファイルなど)、コピーされたインストールには元のコンピュータの CA 固有の UUID が含まれます。 コピーされたインストールを元のコンピュータ以外で起動する場合、CA 固有の UUID が 2 つ現れます。

CA 固有の UUID の重複を防ぐために、Client Automation は以下のアクションを実行します。

  1. CAF が開始される場合、または「caf register」コマンドが発行される場合、ターゲット コンピュータが元のコンピュータか別のコンピュータかを検証するアルゴリズムが実行されます。
  2. ターゲット コンピュータが元のコンピュータの場合、元のコンピュータの CA 固有 UUID が使用されます。元のコンピュータではない場合、新しい CA 固有 UUID が作成されます。

CA 固有 UUID が必要かどうかを検出するために、CA ITCM ではデフォルト アルゴリズム(推奨)またはレガシー アルゴリズムのいずれかを使用できます。 アルゴリズムは、ターゲット コンピュータの以下の特性をデータベース内の値と比較して確認します。

仮想マシン

アルゴリズムによって確認される特性は、システム ID (システム BIOS 属性)のみです。

物理コンピュータ

上記で説明した特性の値が変更された場合でも、必ずしも CA 固有の UUID を変更する必要はありません。 CA 固有の UUID の変更に関する考慮事項は以下になります。

ホスト UUID のロック

ハードウェアを変更すると、通常はホスト UUID が変更されます。 ホスト UUID を変更する必要がない場合、ホスト UUID をロックすることができます。