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Linux および UNIX でのインストール ディレクトリ

Linux および UNIX 環境における Client Automation のインストール ディレクトリの構造と、それに適用されるルールおよび制限事項について、以下に説明します。

デフォルトのベース パス

デフォルトの Client Automation インストール ディレクトリは以下のとおりです。

/opt/CA/DSM

Client Automation インストール ディレクトリは、環境変数 $CA_DSM_BASEDIR によっても参照されます。

プロンプトが表示されたら、デフォルトのベース パスを変更することができます。

共有コンポーネント パス

共有コンポーネントは、さまざまなディレクトリにインストールされています。 デフォルトでは、Windows インストーラにより、各共有コンポーネントのディレクトリがベース パスの下に作成されます。

/opt/CA/SharedComponents

共通コンポーネントの場所は、環境変数 $CASHCOMP によっても参照されます。これはインストーラによって設定されます。

注: $CASHCOMP は、コンピュータ上のすべての CA 製品により共有されます。 (以前に別の CA 製品をインストールしたことで)この値がすでに設定されている場合、Client Automation インストールで値を変更することはできません。 インストーラでは既存の設定が保持されます。

PATH 環境変数

インストール終了時に、システム全体の PATH 環境変数を更新するかどうかを指定することができます。 更新しないように指定した場合も、インストール後に、Client Automation の正常な動作に必要な他の環境変数と同様に、このパスを手動で設定することができます。 Bourne/Korn/bash シェルでこれを設定するには、以下のコマンドを実行します。

# . $CA_DSM_BASEDIR/scripts/dsmenv

C シェルで環境を設定するには、以下のコマンドを実行します。

# source $CA_DSM_BASEDIR/scripts/dsmenvcsh