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データ転送の解決策
DTS は、以下の操作を実行する包括的なサービスです。
- 標準装備された CA クライアント ソリューションをインストールするだけで使用できるよう、Client Automation などの CA ソリューションに統合されています。
- クロスプラットフォーム サポートを提供します。 構造化された、しかし実用性のあるアーキテクチャにより、新しいプラットフォームおよび新しいオペレーティング システムへの DTS の移植は簡単なです。
注: Client Automation では、すべての DTS マネージャ コンポーネント(TOS、NOS、および SOS)は Windows Server のみで実行されます。マネージャは UNIX/Linux 上ではサポートされていません。 サポート対象のプラットフォームの詳細については、「互換性マトリックス」を参照してください。
- マルチプロトコル サポートを提供します。 DTS アーキテクチャでは、通信プロトコル層よりも上に製品全体が置かれます。 そのため、本製品は特定のプロトコルまたはネットワーク テクノロジに依存しません。 新しいプロトコルおよびテクノロジが開発されると、それらを利用するために DTS を容易に拡張できます。
- TCP、SNA、UDP、SPX、および PPP 上で動作します。 また、DTS はブロードキャストおよびマルチキャスト ネットワーク テクノロジの両方を利用し、ネットワークを最大限に利用します。
注: DTS は、最新の PPP 通信プロトコルである PPPv6 をサポートしません。
- 密接に統合されたテクノロジによって、CA Common Services の能力が強化されます。 WorldView、イベント管理、ワークロード管理、エージェント テクノロジ、および MDB は、すべて DTS により使用され、世界クラスのデータ転送ソリューションを提供します。
- スケジューリング機能を提供します。 API を使用して、簡易的なスケジュールまたは複雑なスケジュールを作成および設定します。
- 転送監視機能および転送制御機能を提供します。 エンタープライズ内で発生しているすべてのデータ転送の進捗状況およびステータスを監視できます。 データ転送は、任意で中止または中断することができます。 転送が中断されたか、または失敗した場合は、後で再開できます。
- サービス管理機能を提供します。 すべてのサービス コンポーネントのランタイム パラメータが動的に変更され、サービス コンポーネントが監視され、ログ ファイルが表示されます。
- 一元化または分散化を選択することができます。 一元化および分散化の組み合わせにすることもできます。
- クライアント/サーバ テクノロジを使用して、真のネットワーク ベースのインターフェースを提供します。 たとえば、DTS を使用すると、エンタープライズ内の任意のコンピュータ間でデータを転送できます。
- 複数のレベルのセキュリティを実装します。 ユーザおよびパスワード認証は、クライアント、サーバ、マネージャ、およびエージェント レベルで有効にできます。 また、データは、さまざまなアルゴリズムを使用して暗号化することもできます。
- DTS がネットワークを最大限活用できるようにする最適化エンジンが含まれています。 エンタープライズにおける最適なルートの検索、転送設定の解決、転送するデータの仕様からの最適な転送メカニズムの判別が行われます。
- ユーザが拡張できるアーキテクチャです。 DTS は充分な機能の SDK を提供し、独自のエージェント フィルタを作成することができます。 また、これらの機能を使用すると、DTS の拡張方法を完全に制御することができます。
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