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自動マイグレーションが Client Automation 12.8 のインストール後またはアップグレード後に表示されない

症状:

Client Automation 12.9 をインストールしたか、またはこのバージョンにアップグレードし、インストール中またはアップグレード中に[自動マイグレーション]オプションを選択しました。 以下のいずれかの問題が発生します。

解決方法:

この問題を解決するには、以下の手順を手動で実行します。

次の手順に従ってください:

  1. インストールまたはアップグレードした DSM マネージャの以下の URL にアクセスします。
    http://<hostname>/axis/services
    
    hostname

    ホスト コンピュータの完全修飾ドメイン名を指定します。 クラスタ セットアップの場合は、ホスト名としてクラスタ名を使用します。 クラスタ名を使用したアクションが失敗した場合は、ノード名を使用して同じコマンドを再実行します。

    展開したすべての Web サービス API のリストが表示されます。 automationService および assessmentService サービスを検索します。 これらのサービスが一覧表示される場合は、CA テクニカル サポートにお問い合わせください。 サービスが一覧表示されない場合は、以下の手順を実行して自動化サービスを展開します。

  2. DSM マネージャ コンピュータのコマンド ラインで、以下のコマンドを実行します。
    Set classpath=<PATH>\axis.jar;<PATH>\axis-ant.jar;<PATH>\commons-discovery.jar;<PATH>\commons-logging.jar;<PATH>\jaxrpc.jar;<PATH>\log4j-1.2.8.jar;<PATH>\saaj.jar;<PATH>\wsdl4j-1.6.2.jar;<PATH>\activation.jar;<PATH>\mailapi.jar;
    
    PATH

    jar ファイルの場所を指定します。 jar ファイルは、< DSM_INSTALLED_FOLDER >\Web Console\webapps\wac\WEB-INF\lib にあります。

    このコマンドは、クラス パス環境変数を設定します。

  3. 以下のコマンドを実行します。
    "<DSM_INSTALLED_FOLDER>\SC\JRE\1.7.0_17\bin\java" org.apache.axis.client.AdminClient "<AUTOHOME>\AutomationService_wsdd\deploy.wsdd" -l http://<hostname>/axis/services/automationService 
    
    DSM_INSTALLED_FOLDER

    ITCM がインストールされているパスを表示します。

    AUTOHOME

    自動化サービス フォルダのパスを指定します。 環境変数 AUTOHOME は、自動化サービス フォルダのパスを参照します。

  4. 以下のコマンドを実行します。
    "<DSM_INSTALLED_FOLDER>\SC\JRE\1.7.0_17\bin\java" org.apache.axis.client.AdminClient "<AUTOHOME>\AssessmentService_wsdd\deploy.wsdd" -l http://<hostname>/axis/services/assessmentService
    

    コマンドが自動化サービスを展開します。

  5. Tomcat を再起動します。
  6. Web コンソールにログインし、[自動マイグレーション]オプションが表示されるようになったことを確認します。