このコマンドでは、指定されたジョブ コンテナから失敗ジョブを回復します。つまり、アンインストール プロシージャを実行して、失敗ジョブの残留物をクリーンアップします。
回復ジョブのジョブ オプションは、参照されたジョブを基に、パラメータおよびそのコーディングされた値に従って、変更されます。 回復ジョブの場合、コーディングしないパラメータに関するオプションは変更されません。 同じことが回復コンテナのオプションについても当てはまります。 デフォルト値がソース コンテナ( "name" パラメータ)から取得されます。
このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。
jobcontainer action=recoverJob
name=job_container_name
jobName=job_name
[newName=new_container_name]
[newJobName=new_job_name]
[procedure=procedure_name]
[{transaction|synchronized|noLinkage}]
[rollback[={y|n}]]
[cascade[={y|n}]]
[deliveryTime="YYYY-MM-DD hh:mm"]
[atTime="YYYY-MM-DD hh:mm"]
[after={exacttime|boottime}]
[calendarname=delivery_calendar]
[preaction={none|reboot|logoff}]
[postaction={none|reboot|logoff|rebootAtEnd|logoffAtEnd|shutdownAtEnd}]
[promptUser[={y|n}]]
[allowCancel[={y|n}]]
[execTimedOut[={y|n}]]
[prompt=days.hours]
[offline[={y|n}]]
[runAtShutdown[={y|n}]]
[preventLogon[={y|n}]]
[globalTime[={y|n}]]
[nocalendar[={y|n}]]
[resolveQuery[={y|n}]]
[stagingServer[={y|n}]]
[parameters=user_parameters]
[jobTimeout=d.h]
[userJobMessage]
[userMessage]
ターゲット システムでのプロシージャの開始時間です。
有効な値は以下のとおりです。
atTime に達すると、ただちにプロシージャが開始されます。
atTime が経過した後の最初のブートまで、プロシージャの開始が遅延されます。
「allowCancel」または「allowCancel =y」をコーディングすると、ユーザに対してジョブ実行のキャンセルが許可されます。
「allowCancel =n」を指定した場合には、キャンセルが許可されません。
このパラメータは、「promptUser」がすでに有効であるか、またはこの呼び出しで有効になる場合にのみコーディングしてください。それ以外の場合は、この設定が無視されます。 警告は表示されません。
保留中のインストールがキャンセルされる アクションが起動される日付と時間を指定します。
日付は、ISO の形式「YYYY-MM-DD hh:mm」になります。
パラメータがコーディングされていない場合は、実際の日時が使用されます。
保留中のインストールがキャンセルされる 評価を実施できる時間を制御するカレンダの名前です。
「cascade」または「cascade=y」をコーディングすると、コンテナのジョブ リンクがインストール カスケードへの依存関係の変換に切り替わります。
「cascade=n」をコーディングすると、ジョブ リンクが変換なしに切り替わります。
このパラメータは、コンテナがすでにバッチ処理モードである場合またはこのコマンド(「transaction」パラメータ)によってバッチ処理モードに切り替えられる場合にのみ、コーディングしてください。
保留中のインストールがキャンセルされる ドメイン マネージャからの配信の開始時間です。
日付は、ISO の形式「YYYY-MM-DD hh:mm」になります。
パラメータがコーディングされていない場合は、実際の日時が使用されます。
「execTimedOut」または「execTimedOut=y」を指定すると、ユーザに確認を求めたジョブ実行がタイムアウトしたときには自動的に実行が始まります。
「execTimedOut=n」を指定した場合は、ジョブ実行は自動的には開始されません。
このパラメータは、「promptUser」がすでに有効であるか、またはこの呼び出しで有効になる場合にのみコーディングしてください。それ以外の場合は、この設定が無視されます。 警告は表示されません。
「globalTime」または「globalTime=y」をコーディングすると、時間指定がエンタープライズ マネージャ時間に基づいたものになります。
「globalTime=n」をコーディングすると、時間指定がドメイン マネージャ時間に基づいたものになります。
保留中のインストールがキャンセルされる ジョブの名前 を指定します。
失敗したどのターゲット システムでも、「アンインストール」プロシージャが起動してシステムがクリーンアップされます。
保留中のインストールがキャンセルされる jobTimeout には、ジョブの有効期間が「d.h」の形式で指定されます。d には日数、h には時間数が指定されます。 パラメータの範囲は、マネージャ側で設定できます。 指定した値が設定されている上限を超える場合には、値はその上限に設定されます。指定した値が下限に満たない場合は、その下限に設定されます。 どの場合でも警告は出されません。
jobTimeout は timeout パラメータと一緒に指定しないでください。両方指定するとエラーが報告されます。 いずれのパラメータも指定されていない場合は、7.0 がデフォルトで設定されます。
保留中のインストールがキャンセルされる ジョブ コンテナの名前 を指定します。
保留中のインストールがキャンセルされる 新規ジョブ名、つまり回復ジョブの名前を指定します。
このパラメータをコーディングしないと、デフォルトのジョブ名が
「<項目名> <項目バージョン>:<選択したアンインストール プロシージャ名>」
という形式で生成されます。
保留中のインストールがキャンセルされる ジョブ コンテナの新しい名前 を指定します。
このパラメータをコーディングしないと、デフォルトのコンテナ名が
"Recover[<タイムスタンプ>] <回復するジョブの名前> [<タイムスタンプ>]"
という形式で生成されます。
「noCalendar」をコーディングすると、このジョブの実行についてはターゲット コンピュータのカレンダが無視されます。
コンテナ内のほかのジョブに影響されることなくジョブを実行します。
「offline」または「offline =y」を指定すると、ターゲット コンピュータとサーバ間の接続がジョブの実行のために一時的に解放され、ジョブの完了後に再び確立されます。
「offline =n」を指定すると、接続は解放されません。
保留中のインストールがキャンセルされる プロシージャに関するユーザ パラメータです。
複数のユーザ パラメータを使用するには、スペース区切りにして二重引用符で囲む必要があります。
空の文字列をコーディングすると、パラメータがないものと解釈されます。
指定された手順の完了後に実行する必要があるアクションを指定します。 有効な値は以下のとおりです。
ポストアクションを実行しません。
プロシージャの完了の後にシステムを再起動します。
プロシージャの完了後にユーザをログオフします。
このコンテナのすべてのジョブの完了後にシステムを再起動します。
このコンテナのすべてのジョブの完了後にユーザをログオフします。
ジョブの完了後にターゲット コンピュータをシャットダウンします。
パラメータがコーディングされていない場合は、関連するプロシージャのジョブ オプション値によってデフォルトが指定されます。
指定された手順を開始する前に実行する必要があるアクションを指定します。 有効な値は以下のとおりです。
プレアクションを実行しません。
プロシージャの開始前にシステムを再起動します。
プロシージャの開始前にユーザをログオフします。
パラメータがコーディングされていない場合は、関連するプロシージャのジョブ オプション値によってデフォルトが指定されます。
「preventLogon」または「preventLogon=y」をコーディングすると、ジョブの実行中はユーザのログオンが拒否されます。 すでにユーザがログオンしている場合、そのユーザがログオフするまでジョブの実行は延期されます。
「preventLogon =n」を指定すると、ユーザのログオンは拒否されません。
保留中のインストールがキャンセルされる 実行する「アンインストール」プロシージャの名前
保留中のインストールがキャンセルされる ユーザにジョブ開始の確認を求める期間です。
期間の形式は「d.h」です。d は日、h は時間です。
このパラメータの範囲は、3 時間から 7 日間までです(0.3 - 7.0)。 指定した値が有効な最小値を下回る場合には、最小値に置き換えられます。 指定した値が有効な最大値を上回る場合には、最大値に置き換えられます。 警告は表示されません。
このパラメータは、「promptUser」がすでに有効であるか、またはこの呼び出しで有効になる場合にのみコーディングしてください。それ以外の場合は、この設定が無視されます。 警告は表示されません。
「promptUser」または「promptUser=y」をコーディングすると、ユーザにジョブ実行の確認が求められます。
「promptUser=n」をコーディングすると、そのような確認が求められません。
パラメータがコーディングされていない場合は、関連するプロシージャのジョブ オプション値によってデフォルトが指定されます。
ジョブを生成する前に関連のあるクエリ グループを評価します。
ジョブ リンク オプションを「トランザクションの有効化」に設定します。
このパラメータは、コンテナがすでにバッチ処理モードである場合またはこのコマンド(「transaction」パラメータ)によってバッチ処理モードに切り替えられる場合にのみ、コーディングしてください。
「runAtShutdown」または「runAtShutdown=y」をコーディングすると、ジョブの実行がシャットダウン時にのみ開始されます。
「runAtShutdown=n」をコーディングすると、ジョブがシャットダウン時以外にもいつでも開始されます。
パラメータがコーディングされていない場合は、関連するプロシージャのジョブ オプション値によってデフォルトが指定されます。
このパラメータは、Unix がターゲットの場合にのみ有効です。
ジョブ リンク オプションが「同期化されたジョブの実行」に設定されます。
ジョブ リンク オプションが「バッチ ジョブの実行」に設定されます。
これはデフォルトです。
ジョブ コンテナ内のジョブ用のカスタム管理者メッセージを指定します。
ジョブ コンテナ用のカスタム管理者メッセージを指定します。
注: 問題の項目の最初の「アンインストール」プロシージャは、その項目のアンインストール ジョブを生成する場合に使用されます。
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