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[拡張レポート]の構造およびコンテンツ

[拡張レポート]では、レポートとして保存し、異なる形式で共有できる、CA Clarity PPM データのアドホック ビューを作成できます。 追加するデータを選択することで、各アドホック ビューとそれに対応するレポートを設定できます。 レポートは、即時実行するか、またはスケジュールを設定できます。 いずれの場合でも、出力方法および形式を制御します。

以下の図は、[拡張レポート]コンポーネントを示しています。

この図では、[拡張レポート]のコンポーネントおよび出力を示します

CA Clarity PPM データ ウェアハウスは、[拡張レポート]用のメイン データ ソースです。 データ ウェアハウス スキーマは、特にレポート用に最適化されます。 このスキーマには、投資、リソース、ポートフォリオ、タイムシート、およびプロジェクト データが含まれています。 データ ウェアハウスには、CA Clarity PPM データベースからデータ ウェアハウスに関連データをロードするジョブにより、スケジュール設定された間隔でデータが読み込まれます。 データ ウェアハウスは、カスタム オブジェクトおよび属性を含めるように拡張できます。

CA Clarity PPM には、最も使用頻度の高いデータを含むドメイン セットが用意されています。 アドホック ビューを作成する場合は、利用可能なドメインのリストから選択します。 ドメインには、CA Clarity PPM データ ウェアハウスのビジネス ビューが用意されています。 ドメインは、ユーザのセキュリティ権限に基づいてデータへのアクセスを制限します。 たとえば、ユーザが CA Clarity PPM 内の特定のプロジェクトおよびリソースへのアクセスを許可されている場合、そのユーザは[拡張レポート]ドメイン内の同じプロジェクトおよびリソースにもアクセスできます。 製品にカスタム オブジェクトまたは属性を追加すると、これらのカスタム オブジェクトおよび属性もドメインに追加されます。

: ドメインおよびレポートを表示するには、Jaspersoft [拡張レポート]コンテンツを備えた PMO アクセラレータ アドインが必要です。 詳細については、「Jaspersoft [拡張レポート]の PMO アクセラレータ製品ガイド」を参照するか、管理者に確認してください。

ドメインのデータを分析できるように、グラフ、テーブル、およびクロス集計タブの各形式でアドホック ビューを作成します。 また、アドホック ビューを使用してレポートを生成し、以下の方法で共有または出力できます。

注: [拡張レポート]は、JasperReports Server (CA Clarity PPM に統合)を使用して、アドホック ビューおよびレポートを管理します。 JasperReports Server の詳細については、Jaspersoft Community の Web サイトを参照してください。 CA Clarity PPM リリースに対応する Jaspersoft バージョンについては、CA Clarity PPM リリース ノートを参照してください。