プロジェクトに割り当てられたリソースは、CA Clarity PPM のタイムシートを使用して、指定されたプロジェクト タスクで達成した作業を毎週入力します。 これらのタイムシートでは、その週にスケジュールされたタスクが自動的に含まれます。
リソースはそれらのタイムシートをする必要があります。プロジェクト マネージャは、タイムシートをプロジェクト計画にポストする前に承認する必要があります。 実績値をポストする前に未確定の実績値が Microsoft Project に表示されます。 CA Clarity PPM の[未確定の実績値]フィールドは、Microsoft Project の[数値2]フィールドにマップされます。
タイムシートをポストすると、リソースがタイムシート上で実績値を入力した割り当ての見積もり(ETC)が調整されます。 多くの場合、ETC は実績値値の分だけ減少し、割り当ての合計作業時間は変わりません。
Microsoft Project では、作業時間の配分型に「ユーザ設定」(CA Clarity PPM では「固定」)が指定されている割り当ては、違う方法で処理されます。 この場合、その週またはその週以前にスケジュールされている ETC は実績値と置換されます。 また、その週よりも後にスケジュールされている ETC は変更されません。 この結果、Microsoft Project で見積もりをスケジュールするタイミングによって、総作業時間が増加または減少する場合があります。
注: Microsoft Project で作業配分を編集すると、作業時間の配分型の割り当ては「ユーザ設定」にリセットされます。 合計実績値または残存作業配分を修正しても、作業時間の配分型は変更されません。
ほとんどの場合、タイムシートをポストしても、タイムシート上にあるタスクの終了日が直ちに変更されることはありません。 たとえば、タスクの作業が計画よりも長くかかった場合(計画よりも大きい実績値が入力された場合)、ETC が減少します。
ある週に、タスクで完了した作業が計画より少なかった場合、その作業はタスク スケジュール内でより高いレートでスケジュールされます。 この場合、CA Clarity PPM から Microsoft Project を呼び出してそのプロジェクトを開くと、そのタスクは再スケジュールされ、終了日は遅延しています。
ポストされたタイムシートは、リソースがその週に行ったプロジェクト作業の完全な報告であると仮定されます。 スケジュールされたタスクがタイムシートに表示されていない、ということは、リソースがそのタスクのいかなる作業も完了させていないことを意味します。 プロジェクト マネージャは、翌週以降のタスクを再スケジュールする必要があります。
注: CA Clarity PPM から Microsoft Project でプロジェクトを開くと、Microsoft Project で手動計算モードを使用している場合でも、すでにスケジュールされています。 その結果、Microsoft Project でのタスク終了日とリソース作業配分が CA Clarity PPM と異なる場合があります。
|
Copyright © 2013 CA.
All rights reserved.
|
|