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仮スケジュールの作成

スケジュール条件を指定して、オートスケジュールを使用したタスクのスケジュールを開始できます。 プロジェクト全体、または日付の範囲内に発生するタスクだけをオートスケジュールできます。 この手順を使用して、現在のスケジュールからの偏差を指定し、新しい仮スケジュールを自動的に作成できます。

注: [オートスケジュール投資]ジョブを実行して、仮スケジュールを作成することもできます。

仮スケジュールを廃棄できます。また、仮スケジュールされたプロジェクトを削除できます。 仮スケジュールを削除すると、プロジェクトはロック解除され、基準計画(POR)の情報が表示されます。 仮スケジュールを削除するには、[ガント]ビューのツールバー上の[オプション付きオートスケジュール]アイコンの下向き矢印をクリックし、[仮スケジュールの削除]を選択します。

以下の手順に従います。

  1. プロジェクトを開き、[タスク]をクリックします。

    リスト ページが表示されます。

  2. [タスク]メニューを開き、[ガント]をクリックします。

    [ガント]ビューが表示されます。

  3. ガント ビュー内の[オプション付きオートスケジュール]アイコンの下向き矢印をクリックします。

    [オートスケジュール]ページが表示されます。

  4. 以下のフィールドに入力します。
    プロジェクト

    プロジェクトの名前を表示します。 このフィールドの値は、[プロジェクトのプロパティ]ページの[プロジェクト名]フィールドに基づいています。

    プロジェクト開始

    開始日が表示されます。 このフィールドの値は、[プロジェクトのプロパティ]ページの[開始日]フィールドに基づいています。

    プロジェクト終了

    終了日が表示されます。 このフィールドの値は、[概要]ページの[終了日]フィールドに基づいています。

    オートスケジュール日付

    タスクのスケジューリングを開始する日付を指定します。 終了日からスケジューリングする場合は、タスクのスケジューリングを開始する日、またはそれより前の日付を入力します。 プロジェクトがまだ開始していない場合、プロジェクトの開始日を入力します。 プロジェクトが既に進行中の場合は、最後に実績値がポストされた日の翌日を入力します。

    既定値: 現在の日付

    この日より前に開始するタスクを無視

    ここで指定する日付よりも前のタスクは除外されます。

    例: [この日より前に開始するタスクを無視]に 2011 年 7 月 3 日を入力し、2011 年 6 月 20 日 に開始するタスクが存在するとしましょう。 この場合、2011 年 8 月 14 日に開始するタスクはスケジュールから除外されます。

    この日より後に開始するタスクを無視

    ここで指定する日付よりも後のタスクはすべて除外されます。

    例: [この日より後に開始するタスクを無視]に 2011 年 7 月 3 日を入力し、2011 年 8 月 14 日に開始するタスクが存在するとしましょう。 この場合、2011 年 8 月 14 日に開始するタスクはスケジュールから除外されます。

    リソースの制約

    プロジェクトをスケジューリングする際、リソースの利用可能時間をオートスケジュールに考慮させるかどうかを指定します。

    既定値: オン

    注: このチェック ボックスが空白の場合、オートスケジュールは利用可能時間が無制限に存在するかのようにリソースを処理します。 それぞれのタスクはリソースの利用可能時間の合計に対してスケジュールされます。 しかし、他のタスクも割り当てられているリソースの残存利用可能時間は考慮されません。 この結果、可能な限り最短のスケジュールが組まれますが、リソースに割り当て過多が発生する可能性もあります。

    終了日からスケジューリング

    オートスケジュールに、定義された終了日から後戻りしてスケジュールを実行させるかどうかを指定します。 最後のタスクがプロジェクトの終了日までに完了する必要がある場合は、このオプションを使用します。

    既定値: オフ

    注: 終了日からスケジュールするように選択した場合は、[オートスケジュール日付]フィールドに終了日を入力します。

    サブネット

    オートスケジュールにプロジェクト全体のクリティカル パスを計算させるかどうかを指定します。 このフィールドがオンになっている場合、個々のサブネットに対して個別のクリティカル パスが計算されます。

    既定値: オフ

    開始されたタスクに制約を与える

    開始されたタスクを、オートスケジュールの過程で無視するように指定します。 その他のタスクは、任意のタスク制約を含む、通常のオートスケジュール ロジックに従ってスケジューリングされます。

    既定値: オフ

    除外されたタスクの割り当てをスケジューリング

    オートスケジュールを指定します。 指定に応じて CA Technologies は、新しい日付がタスクの開始日と終了日の間にある場合、ユーザがタスクのリソースの割り当て日を除外することを可能にします。

    既定値: オフ

    注: このフィールドは、[タスクのプロパティ]ページの[オートスケジュールから除外]フィールドと連動して機能します。

    翌作業日に先行項目を開始

    オートスケジュールに、先行タスクが完了した翌日にすぐに後続タスクを開始させるかどうかを指定します。 空白の場合、リソースに利用可能時間が残っている限り、後続タスクは先行タスクが完了した同じ日に開始します。

    既定値: オフ

    スケジュール後に発行

    仮スケジュールを基準計画(POR)に対して直ちに発行するかどうか指定します。 選択すると、仮の計画は作成後、直ちに削除され、プロジェクトのロックが解除されます。

    既定値: オフ

  5. [オートスケジュール]をクリックします。