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会計エンティティをセットアップする方法
会計管理を有効にして使用するには、まず、エンティティをセットアップして組織の内部会計フレームワークを定義します。 エンティティをセットアップすることには、以下の利点があります。
- すべての投資に対する会計計画プロセスの標準化。
- 投資コストを追跡する方法の可視性。
例:会計計画のエンティティのセットアップ
IT 企業の会計マネージャは、会計エンティティをセットアップすることにより、詳細な会計計画を構築するための基本的なフレームワークを投資マネージャに提供します。
会計マネージャは、以下の会計クラスを定義することで、会計的に処理する組織情報を分類します。
- 海外およびローカルのリソースを区別するリソース クラス。
- コンサルティング、開発、および販売労働トランザクション タイプを分類するトランザクション クラス。
月次期間に基づくコスト計画を許可するために、会計マネージャは 1 月 1 日から 12 月 31 日に及ぶ月次会計期間タイプを選択します。
次に、会計マネージャは、以下のグループ化属性を選択して、すべての投資コスト計画細目の構造を駆動します。
以下の図は、会計マネージャが会計エンティティをセットアップする方法について説明しています。

以下の手順に従います。
- 前提条件の確認。
- 会計クラスの作成。
- 会計期間の作成。
- 会計期間のアクティブ化。
- 計画の既定値の作成。
前提条件の確認
会計エンティティをセットアップする前に、以下の前提条件を満たします。
- 理解
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以下の会計管理概念を理解していることを確認します。
- コスト計画対実績、会計カレンダ サイクル、会計期間、および組織内でのこれらの定義方法。
- 任意のタイプの設定に対する目的の結果。 設定されたデータを使用してインスタンス データの作成を開始すると、設定の変更はできなくなります。 たとえば、アプリケーションが使用している会計期間、部門または場所の OBS ユニット、または会計分類はいずれも削除できません。
- エンティティと、場所および部門の組織ブレークダウン ストラクチャ(OBS)ユニットを使用して組織構造をセットアップする方法。 組織は重要です。アプリケーションを使用する場合またはレポートを生成する場合、情報は目的の結果に基づいてグループ化されるからです。
- 設定、分類、および定義は、サードパーティの統合およびチャージバック処理のデータ フローにどのように影響するか。
注: CA Clarity PPM 会計管理概念の詳細については、「会計管理ユーザ ガイド」を参照してください。
- OBS およびエンティティの作成
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以下のセットアップを作成したことを確認します。
- アクティブ システム通貨を使用した複数通貨セットアップ。
- 会計場所および会計部門 OBS。
- 会計場所および会計部門 OBS に関連付けられたエンティティ。
- 互いに関連付けられる、エンティティの部門および場所の OBS ユニット。
注: 会計 OBS および会計エンティティの作成の詳細については、「管理ガイド」を参照してください。
- グループ化属性
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会計計画データをグループ化する基準を決定します。 詳細なコスト計画行項目のグループ化属性を設定します。
例:グループ化属性
- コスト タイプ。 業務コストおよび資本コストに対して個別の細目を含めます。
- 請求コード。 さまざまなタイプの業務コストまたは資本コストを含めます(固定または可変の業務コストなど)。
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