このセクションには、以下のトピックが含まれています。
閲覧対象の情報を表示するポートレットを作成し、そのポートレットをパーソナル ダッシュボードに配置して表示することができます。 ポートレットは、グラフ形式またはリスト形式で情報を表示します。
ダッシュボードとポートレットを必要な数だけ作成できます。 ポートレットの数が 1 ページに表示できる数を超えている場合、追加ページ用にタブ付きダッシュボードを作成することができます。
ダッシュボード情報の他の形式へのエクスポート
ダッシュボードまたはダッシュボードに表示されているポートレットの内容を Microsoft Excel または PowerPoint にエクスポートできます。 エクスポートしたデータはページに合わせて変更できます。特にプレゼンテーションに使用する情報を PowerPoint にエクスポートするときに役立ちます。 また、すべてのポートレットを 1 ページにまとめてダッシュボードに表示するのではなく、エクスポートした各ポートレットを別々のページに配置できます。
詳細については、「基本機能ユーザ ガイド」を参照してください。
ダッシュボードの共有
ダッシュボードを作成する際、ダッシュボードを表示および管理することができます。 組織内の他のユーザ、グループまたは OBS グループとダッシュボードを共有することができます。 ダッシュボードを他のユーザと共有すると、共有ユーザのパーソナル ダッシュボード リストにも共有したダッシュボードが表示されます。
共有では 2 つのオプションを利用できます。
パーソナライズされたダッシュボード
また、ユーザのダッシュボード リストに表示されるダッシュボードの共有コピーに、ユーザが変更を加えることも許可できます。 変更はユーザ バージョンにのみ適用されます。また、他のユーザは変更内容を確認できません。 ダッシュボードのオーナーまたはマネージャ権限のあるユーザが変更を発行するまでは、変更はユーザのコピーにのみ反映された状態です。 変更が発行されると、パーソナライズ済みの変更がすべて上書きされます。
ダッシュボードの使用に必要なアクセス権
CA Clarity PPM 管理者は、ダッシュボードの操作に必要なアクセス権を割り当てます。 ダッシュボードおよびポートレットの操作に必要なアクセス権を、以下に示します。
アクセス権はグローバルです。 ナビゲート権限は、［パーソナル］メニューの［ダッシュボード］および［ポートレット］へのアクセス権を提供します。 作成権限によって、ダッシュボードまたはポートレットを作成できます。
ダッシュボードの作成権限や使用権限の他に、ダッシュボードに表示される情報へのアクセス権が必要です。 ダッシュボードへのアクセス権で、プロジェクト情報に自動的にアクセスできるわけではありません。 ダッシュボードを共有する場合、共有情報を表示する権限が共有対象のユーザにも必要になります。
注： ユーザとダッシュボードを共有しても、共有したユーザが自動的にダッシュボードを参照できるようにはなりません。 共有したユーザが［パーソナル］メニューに［ダッシュボード］オプションを表示するには、「ダッシュボード - ナビゲート」アクセス権を持っている必要があります。 「ダッシュボード - ナビゲート」アクセス権は個別に割り当てられます。
標準 CA Clarity PPM システム ポートレットへの適切なアクセス権を持っている場合、ダッシュボード用のポートレットを選択および使用できます。
ダッシュボードとポートレット ページの比較
CA Clarity PPM の機能におけるダッシュボードとポートレット ページの比較を以下の表に示します。
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機能 |
ダッシュボード |
ポートレット ページ |
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エクスポート出力 |
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特定のユーザとの共有 |
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ページ タイプ |
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ポートレットのレイアウト |
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以下のシナリオでは、チーム メンバとチーム マネージャがダッシュボードを使用する方法について説明します。
チーム メンバ 1： Karen
Karen はタブ付きダッシュボードを作成します。Karen は複数のプロジェクトのプロジェクト管理情報の追跡を担当しています。 新しいダッシュボードの詳細ページから、ダッシュボード データを表示するポートレットを作成します。 Karen が作成するポートレットには、以下が含まれます。
Karen は、各タブにどのポートレットを表示するかを指定してダッシュボードを設定します。 次に、タブ レイアウト セクションにポートレットをドラッグ アンド ドロップすることによって、各タブのポートレットのレイアウトを調整します。 ダッシュボード用のフィルタを追加し、すべてのポートレットから情報を一度にフィルタできるようにします。 ダッシュボードが完成すると、テストとしてダッシュボードの表示、必要な情報のフィルタ、PowerPoint へのコピーのエクスポートを行います。
毎週行われるチーム ミーティングの前に、ダッシュボードを表示して追跡対象の各プロジェクトをモニタし、その結果を PowerPoint にエクスポートします。 チーム リーダーは、定例チーム ミーティングの議題にその PowerPoint のスライドを含めます。
チーム メンバ 2： Roberto
Roberto がダッシュボードを表示します。Roberto には、ダッシュボードを作成する権限はありません。 Roberto は、チーム マネージャと共有している 2 つのダッシュボード、Security Dev Team と Weekly Time Entries を表示できます。 Roberto は、Security Dev Team ダッシュボードを表示します。 また、自分に 5 つのタスクが割り当てられていて、3 つのバグがあることも確認します。 最初のタスクをクリックして詳細情報を入手した後、このタスクに取りかかり始めました。
チーム マネージャ： Stan
チーム マネージャの Stan は、2 つのタブがあるダッシュボード、Team Work and Team Status を作成します。 以前作成したポートレット、およびアクセス権のあるストック CA Clarity PPM ポートレットを使用してタブにデータを入力します。 Stan は以下のポートレットを追加します。
Stan は、他の人がこのダッシュボードをパーソナライズすることを許可しませんでした。 ダッシュボードにポートレットを表示するために、このダッシュボードを OBS 開発ユニット全体および経営管理チームと共有しています。
ダッシュボードをセットアップする前に、以下を検討してください。
タブ ページが必要かどうかを判断する場合に役立ちます。
視覚的プレゼンテーションにするか、行と列が表示される統計的プレゼンテーションにするかを計画することができます。
一部のユーザには、ポートレットに表示する情報へのアクセス権がありません。 また、ダッシュボードに対してどのユーザにマネージャ権限を付与するかを検討します。
以下の手順に従います。
以下の手順に従います。
［ダッシュボード］リスト ページが表示されます。
［作成］ページが表示されます。
ダッシュボードの名前を定義します。 この名前は、ダッシュボードのタイトル バーおよびダッシュボードのリスト ページ内に表示されます。
ダッシュボードの一意の識別子を英数字で定義します。
ダッシュボードの目的を定義し、関連情報を指定します。
ダッシュボードを単一ページにするか、タブ付きページにするかを指定します。
ダッシュボードを共有するユーザがそれぞれのダッシュボード リストに表示されるコピーを変更できるかどうかを指定します。 ダッシュボードに加えられた個人の変更は、その変更を行ったユーザにのみ適用されます。 ダッシュボードのオーナーまたは管理者権限を持ったユーザが新しい変更を発行すると、その変更は上書きされます。
ダッシュボードのレイアウトを完成するには、ダッシュボードの詳細ページを開きます。 詳細ページから、以下を実行できます。
［詳細］ページを表示するには、［ホーム］を開き、［パーソナル］から［ダッシュボード］をクリックして、リストに表示されるダッシュボードの名前をクリックします。
以下の図は、2 つのタブがあるダッシュボードの［詳細］ページです。 ［コンテンツとレイアウト］セクションでは、左側で［要件］タブがハイライト表示され、右側にポートレットが追加されています。 タブとポートレットで使用するツールバーは作業領域の下に表示されています。 ツールバーのアイコンの上にマウスを移動すると、そのアイコンの目的が表示されます。
ダッシュボードのレイアウト テンプレート
ダッシュボードをレイアウトするには、テンプレート レイアウトを選択します。このテンプレート レイアウトで、行内に表示するポートレットの数および各ポートレット位置のパーセンテージ幅を決定します。 次に、ポートレットを追加し、追加したポートレットを［コンテンツとレイアウト］セクションにドラッグできます。
レイアウト テンプレートは、表示するダッシュボードのガイドラインを提供します。 ポートレットが大きいと（たとえば、多数の列が含まれるグリッド ポートレットなど）、行に割り当てられたスペースに収まらない場合があります。 この場合、ポートレットは切り捨てられません。 ただし、ダッシュボードが表示されているときにポートレットを別の行に移動すると、より大きなサイズのポートレットをスペースに収めることができます。 そのため、表示されるダッシュボードは、［コンテンツとレイアウト］セクションでデザインしたものとは異なります。
ダッシュボードで利用可能なテンプレートを以下のリストに示します。
この手順では、ダッシュボードにポートレットを追加する方法について説明します。 ここでは、ダッシュボードとポートレットがすでに作成されていると仮定します。
以下の手順に従います。
利用可能なポートレットのリスト ページが表示されます。
詳細ページが開き、［コンテンツとレイアウト］セクションの作業領域にポートレット アイコンが表示されます。
リスト内で、表示する列形式に対応する各テンプレートにマウスを移動できます。 選択したテンプレートにより、ダッシュボード上で表示する列数、各列に割り当てられたダッシュボードの割合が決定されます。
この手順では、タブおよびポートレットをダッシュボードに追加する方法について説明します。 ここでは、ダッシュボードとポートレットがすでに作成されていると仮定します。
注： ダッシュボードを作成するときは、必ず［タブ付きページ］タイプを指定して、ダッシュボードにタブを追加してください。 オプションが選択されていない場合は、タブを追加できません。
ダッシュボードのタブを管理するには、［タブ：コンテンツとレイアウト］セクションを使用します。 このセクションで使用されるアイコンの目的を、以下のリストで説明します。
コンテンツ ペインのタブ リストに新しいタブを追加します。または、レイアウト ペインのタブに既存のポートレットを追加します。
ダッシュボードからタブを削除します。
編集用にタブを開きます。
ダッシュボードの表示でタブを上に移動します。
ダッシュボードの表示でタブを下に移動します。
ポートレットを作成するページを開きます。
以下の手順に従います。
［作成］ページが表示されます。
ダッシュボード上に表示するタブの名前を定義します。
タブの一意の識別子を英数字で定義します。
タブの目的を定義し、関連情報を指定します。
ダッシュボードを表示できるユーザがこのタブをパーソナライズできるかどうかを指定します。 この変更は、変更を行ったユーザにのみ適用されます。
以下の手順に従います。
［コンテンツとレイアウト］セクションの右側の領域が変化し、タブの既存の設定が表示されます。
利用可能なポートレットのリスト ページが表示されます。
詳細ページが開き、レイアウト領域にタブ用のポートレット アイコンが表示されます。
リスト内で、表示する列形式に対応する各テンプレートにマウスを移動できます。 選択したテンプレートにより、ダッシュボード上で表示する列数、各列に割り当てられたダッシュボードの割合が決定されます。
ユーザ、ユーザのグループまたは OBS グループとダッシュボードを共有できます。 共有したダッシュボードが、表示可能なダッシュボードのユーザ リストに表示されます。 既定では、共有を実行すると、共有対象のユーザは表示権限のみを保持しています。
また、ユーザにマネージャ権限を割り当てることができます。 この権限を付与されたユーザは、ダッシュボードを変更し、ダッシュボードを表示できるすべてのユーザにダッシュボードを発行できます。
以下の手順に従います。
以下の手順に従います。
ダッシュボード マネージャは、ダッシュボードへの変更を発行できます。 ダッシュボード マネージャが変更を発行すると、新しい変更はダッシュボードを表示できるすべてのユーザに影響します。 ユーザがダッシュボードをパーソナライズすると、その変更は発行中の新しい変更によって上書きされます。
以下の手順に従います。
ダッシュボード リスト ページが開き、ユーザのダッシュボードが表示されます。
ダッシュボードの［詳細］ページが表示されます。
以下の手順に従います。
選択したダッシュボードの［詳細］ページが表示されます。
［プロパティ］ページが表示されます。
ダッシュボードからポートレットを削除しても、ポートレットはポートレット リスト ページに残ります。 ポートレットを永久に削除するには、ポートレット リスト ページにあるポートレットを削除します。
以下の手順に従います。
選択したダッシュボードの［詳細］ページが表示されます。
別のユーザと共有しているダッシュボードをパーソナライズできます。 ユーザが加えた変更は自分にのみ表示され、コンピュータ上でダッシュボードを表示している他のユーザには表示されません。 ダッシュボードの作成者がダッシュボードを変更して発行すると、ユーザ個人が変更した内容は失われます。
以下をパーソナライズできます。
以下の手順に従います。
［ダッシュボード］リスト ページが表示されます。
ダッシュボードが閲覧用に表示されます。
［コンテンツ］ページが表示されます。
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