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許可プログラム機能

重要: SCS アドレス空間のドキュメントでは、すべての SYS1.PARMLIB データ セットへの参照は、論理的な PARMLIB 連結で定義されている任意のデータ セットを示します。

許可プログラム機能(APF)を使用して、重要なシステム機能を使用するプログラムを特定します。 SCS アドレス空間は、APF 許可されたジョブ ステップとして開始される必要があります。 SCS アドレス空間ロード ライブラリは、SCS アドレス空間が開始される各 z/OS システム上で APF 許可される必要があります。

確実に SCS アドレス空間を APF 許可されたジョブ ステップとして開始するには、SCS アドレス空間 STEPLIB 連結に含まれるすべてのライブラリを APF 許可します。 APF 許可されていない連結にライブラリを格納すると、ライブラリ連結全体がその APF 許可を失います。

APF リストは SYS1.PARMLIB メンバ PROGxx にあります。 このリストには、APF 許可されたライブラリの名前が含まれています。 リスト内のエントリの順序は重要ではありません。

動的な形式で PROGxx メンバを使用する場合は、z/OS コマンド SET PROG=xx を発行できます。変更は次の IPL の前に有効になります

注: APF リストの詳細については、「IBM Initialization and Tuning Reference」を参照してください。