CA CSM では、ダウンロード、インストールとセットアップ、および一般的な用途で HFS ファイル システムまたは zFS ファイル システムを使用できます。
注: zFS ファイル システムの使用をお勧めします。 HFS ファイル システムから zFS ファイル システムに移行する方法の詳細については、最新の「IBM z/OS Migration」を参照してください。
CA CSM をダウンロードしインストールする前に、USS の管理者はこれらのファイル用のディレクトリ パス、またオプションでファイル システムを設定する必要があります。 サイトのポリシーに応じて、単一のファイル システムまたは複数のファイル システムでパスをセットアップできます。
注: 複数のファイル システム構造を使用して USS ファイル システムをセットアップすることをお勧めします。
最小で、775 の許可を持つ 4 つのディレクトリが必要です。
稼働中、CA CSM は追加のファイル システムを動的に作成し、マウントします。 ファイル システムは起動中にマウントされ、製品およびメンテナンスとしてダウンロードされます。
zFS ファイル システムを動的に拡張するには、ファイル システムをマウントするときに AGGRGROW を指定します。 以下に例を示します。
MOUNT FILESYSTEM('yourHLQ.MSM.ZFS') -
MOUNTPOINT('/parent_path/msmserv/version_number/msm') -
TYPE(ZFS) -
MODE(RDWR) -
PARM('AGGRGROW')
詳細については、IBM の「Distributed File Service zFS Administration」を参照してください。
CA CSM は以下の z/OS UNIX System Services(USS)ディレクトリ パス構造を使用します。
/parent_path/msmserv/mpm /parent_path/msmserv/version_number/msm /parent_path/msmserv/version_number/msmruntime /parent_path/msmserv/version_number/msminstall
注: /mpm ディレクトリにはバージョン番号を含めないでください。 このディレクトリは複数の CA CSM バージョン間で共有される共通のディレクトリです。
ユーザのサイトでプライマリ マウント ポイント、またはディレクトリとしてサイトで定義される CA CSM 親パス名を以下のように指定します。
/u/users/msmserv /usr/lpp/msmserv /cai/msmserv
注: 親パスの最後の部分に /msmserv を使用することをお勧めしますが、ユーザ サイトの基準に応じて変更することもできます。
CA CSM が割り当て、マウントするファイル システムのマウント ポイントを指定します。 このマウント ポイントは、ソフトウェア カタログのルート アプリケーション ファイル システムをマウントするのに CA CSM が使用するディレクトリです。 オプション ファイルの MountPath キーワードにこのパスを指定します。
注: ユーザが既存の CA CSM 顧客でアップグレードを行っている場合、このパスを作成する必要はありません。 アップグレード プロセスは、デフォルトで旧バージョンのパスを再利用します。
CA CSM 製品用のターゲット USS ファイルのディレクトリを指定します。 ディレクトリのコンテンツは SMP/E によって管理されます。
スペース: 750,100 シリンダ
CA CSM のランタイム ファイルを指定します。つまり、実行中の CA CSM アプリケーションは、このディレクトリから実行されます。 オプション ファイルの RunTimeUSSPath キーワードにこのパスを指定します。
スペース: 750,100 シリンダ
ダウンロードされ解凍されたすべての CA CSM ファイルなど、CA CSM のインストール データ用のディレクトリを指定します。
スペース: 1000,100 シリンダ
注: インストールの完了後、このディレクトリは削除できます。
注: 複数バージョン CA CSM の USS パスをセットアップする方法の詳細については、「Best Practices Guide」を参照してください。
単一ファイル システムの使用
複数のファイル システム構造を使用して USS ファイル システムをセットアップすることをお勧めします。 ただし、USS ファイル システムを単一のファイル システムとして構成する必要がある場合は、必ずそのファイル システムに製品のインストールおよび稼働中の操作に必要なスペースがすべて含まれるようにしてください。
/u/users/msmserv /usr/lpp/msmserv /cai/msmserv
注: 親パスの最後の部分に /msmserv を使用することをお勧めしますが、ユーザ サイトの基準に応じて変更することもできます。
/parent_path/msmserv/mpm /parent_path/msmserv/version_number/msm /parent_path/msmserv/version_number/msmruntime /parent_path/msmserv/version_number/msminstall
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