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ISPF UI ツールを使用したオプションの自動指定

CA CSM インストールの ISPF UI ツールを使用できます。このツールにより、サイトの値を収集し、オプション ファイル パラメータの大部分を事前入力することができます。 それでも、サイトで他のチーム メンバと相談して、これらの事前入力値を確認する必要がある場合があります。

注: サイトでストレージ管理サブシステム(SMS)の自動クラス選択 (ACS)を使用している場合、ACS はオプション ファイルのストレージ パラメータ値をオーバーライドします。

CA CSM Installation ISPF UI Tool を使用し、オプションを自動的に指定することができます。 このツールにより、以下のタスクが実行できます。

3270 エミュレータは、35 行までの ISPF ダイアログ ボックスがサポート可能である必要があります。

注: ISPF コマンド 来院をダイアログ ボックスの一番下に表示する設定が有効な場合、ISPF UI Tool で一部の ISPF ダイアログ ボックスが正しく表示されない場合があります。 その結果として、オプションが ISPF ダイアログ ボックスの一番下の、他のオプションとは違う場所に表示される場合があります。 こうした状況を回避するには、ISPF UI Tool を終了し、一時的にこのオプションを無効にしてから、UI Tool を起動します。 このオプションは、後で再度有効にできます。

次の手順に従ってください:

  1. TSO/ISPF オプション 6 に移動し、以下のコマンドを実行します。
    exec 'data_set_name(#RUNTOOL)'
    
    data_set_name

    UNZIPJCL を使用して展開した CA CSM Installation ISPF UI Tool z/OS データ セットの名前を定義します。

    例: CAI.MF20.MSMI.UITOOL

    メインの ISPF パネルが表示されます。

  2. 1 を入力し、オプション ファイル パラメータに事前入力するためのサイトの値を収集します。

    Java のホーム パスおよび MSMSetup ディレクトリのパスを入力するように求めるプロンプトが表示されます。

    USS MSMSetup フォルダにあるプログラムはこのインターフェースから実行され、いくつかのパラメータに対するサイトの値を収集します。 収集された値は、XML ファイルに保存されます。 このファイルを使用してオプション ファイル クエリを事前入力し、より簡単により速く CA CSM インストール オプション ファイルの編集を行うことができます。

  3. 6 または 7 を入力し、オプション ファイルを編集します。

    このグループ内のオプションにより、サイトで収集した値でオプション ファイルを事前入力する、または ISPF エディタを使用して TSO からオプション ファイルを直接編集することができます。

    事前入力されたサイトの値の使用

    このオプション(オプション 6)を使用し、すべてのインストール オプション パラメータおよびそれらの事前入力された値を確認します。 値はすでにインストール セットにデフォルトで含まれており、編集と確認が簡素化されます。

    • S から始まる値は、収集されたサイトの値を示します。
    • D から始まる値は、製品のデフォルト値を示します。
    • U から始まる値は、値が編集されたことを示します。

      各パラメータの前に「/」を入力し、利用可能な値(S/D/U)を表示します。それらの値を選択して修正することもできます。

      パラメータが複数のページに一覧表示されます。 すべてのパラメータを編集し確認した後に、前(Enter キーを押す)、後(PF3 キーを押す)に移動し、各画面を確認します。

      ISPF UI ツールを使用して、すべてのパネルを編集し、確認します。 その後ツールは、パスとコマンドを表示し、インストール スクリプトを呼び出します。

    ISPF エディタの使用

    このオプション(オプション 7)を使用し、TSO/ISPF から ISPF エディタを使用して、オプション ファイルを手動で編集します。

CA CSM インストーラが呼び出された後、パラメータの検証が失敗する場合、再度オプション ファイルを編集します。