MODIFY コマンド - SCS アドレス空間を変更します

MODIFY コマンドを使用して、SCS アドレス空間の操作を制御します。 MODIFY または省略形の F を入力できます。

権限を設定するには、SCS アドレス空間の開始方法に応じて、以下のいずれかの方法を使用します。

SCS アドレス空間がスターティッドタスクとして開始された場合は、MVS.MODIFY.STC.procname という名前の SAF OPERCMDS クラスリソースに UPDATE 権限を指定します。
SCS アドレス空間が開始されたジョブとして開始された場合は、MVS.MODIFY.JOB.jobname という名前の SAF OPERCMDS クラスリソースに UPDATE 権限を指定します。

以下の 3 つの MODIFY コマンドがあります。

MODIFY コマンドの仕様を以下に示します。

パラメータは、キーワードのパラメータとして指定されます。キーワードのサブパラメータは位置パラメータにすることができます。
パラメータは、任意の順序で指定できます。
パラメータ文字列には、スペースがある場所であればどこにでもコメントを含めることができます。コメント開始区切り文字（「/*」）でコメントを開始します。（オプション）コメント終了区切り文字（「*/」）でコメントを終了します。
2 つ以上の指定パラメータを持ったキーワード（オプション値がある各キーワード）は、カンマまたはスペースで区切る必要があります。
2 つ以上のサブパラメータを持つキーワードは、カンマまたはスペースで区切る必要があります。
注：コメントがパラメータ文字列の最後にある場合、コメント終了区切り文字は省略可能です。