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JBoss 環境変数(ENVETJ)

chorus_runtime_hlq.CETJOPTN の ENVETJ メンバには、JBoss サーバの設定情報が含まれており、これを編集してサイト固有の環境変数を設定する必要があります。 変数は ENVETJ メンバ内に記述されていますが、ここでは、参照のために追加の情報を提供します。

INSTALL_HOME

USS ターゲット ディレクトリ &CAI.CETJZFS0 用のマウント ポイントを指定します。 CA Chorus Software Manager のインストール中に USS ターゲット ディレクトリに対して指定されたのと同じ値に設定します。 たとえば、u/chorus です。

デフォルト: /cai/cetjr3m0

JAVA_HOME

JDK (Java がインストールされているディレクトリ)の場所を指定します。 CA Chorus Software Manager のインストール中に Java Home DIR に指定した値と同じ値に設定します。 詳細については、「データ セットのインストール」を参照してください。

TEIID_PORT

chorus_runtime_hlq.CETJJCL の ETJI0105 を使用して Teiid JDBC アクセスに割り当てられた連続 12 ポートの最小番号を指定します。 指定された範囲のすべてのポートがまだ使用されておらず、CA Chorus JBoss サーバによる使用のために予約できることを確認します。

ポートを手動で設定する場合は、ENVETJ メンバの手順に従います(「CA Chorus Port」を参照)。

範囲: TEIID_PORT ~ TEIID_PORT+11

TEIID_MACHINE

JBoss サーバが実行されているサーバ名(ホスト名または IP アドレス)を指定します。 この値は、CA Chorus マシン名を示します。

DSI_RESOLVER

システム上の TCP/IP にスターティッド タスクで SYSTCPD に定義されたデータ セット名を指定します。 <SYSTCPD_DSN> を、chorus_runtime_hlq.CETJJCL の ETJVARS メンバで TCPDATA に指定された値に置換します。

デフォルト: TCPIP.TCPIP.DATA

例: DSI_RESOLVER="TCPIP.TCPIP.DATA" or DSI_RESOLVER="TCPIP.TCPIP.DATA(membername)"

注: EZB.STACKACCESS リソースが保護されている場合、JBoss と関連付けられている CA Chorus ID に対して適切な READ 許可が必要です。

重要: この値は、CA Chorus for Security and Compliance Management のリアルタイム コンプライアンス情報分析(CIA)には使用されません。 CIA の構成の一部としてこの値を変更しないでください。

DSI_JOBNAME

(オプション) CA Chorus サーバから発生する DSI プロセスのコンソールに表示される z/OS ジョブ名を指定します。 値が指定されない場合、ジョブ名は CA Chorus サーバ ジョブ名と同じです。 ジョブ名が 8 文字未満である場合、ジョブ名は、数値のサフィックスを持った CA Chorus サーバ ジョブ名と同じになります。

注: CA Chorus サーバ ユーザに BPX.SUPERUSER 権限がない場合、この変数は無視されます。

重要: この値は、CA Chorus for Security and Compliance Management のリアルタイム コンプライアンス情報分析(CIA)には使用されません。 CIA の構成の一部としてこの値を変更しないでください。

DSIDMPHLQ

CA DSI Server のダンプのキャプチャに使用される高レベル修飾子(HLQ)を指定します。 この HLQ は、実行時に診断情報を収集するために、ETJI0105 ジョブで作成される dsi.env ファイルに代入されます。

DSIDMPHLQ="<HLQ-of-dump-dataset-for-DSI-Server>" の <HLQ-of-dump-dataset-for-DSI-Server> を、CA DSI Server のダンプをキャプチャするための値に置換します。

制限: 21 文字以内

: DSIDMPHLQ="DSI.DUMP"

ダンプ データ セットは、DSI.DUMP.Dxxx.Txxxxxxx.Pxxxxxxx の形式です。

JAVA_DUMP_TDUMP_PATTERN

ダンプ データ セットが作成される、JVM SYSDUMP 出力データ セットの名前を指定します。 <JDMPHLQ> をデータ セット高レベル修飾子(HLQ)に置換します。

注: JBoss サーバ タスクは、指定された高レベル修飾子のもとでデータ セットに書き込むためのセキュリティ権限を必要とします。

Dmaster.pds

レポート テンプレートが格納されるデータ セットの名前を指定します。 この値は、your_chorus_hlq.CETJOPTV の ENVEZT メンバで EZT_MASTER_PDS に対して指定された名前と一致する必要があります。

MAX_ALERT_LIMIT

CA Chorus for Security and Compliance Management および CA Chorus for Storage Management に対して格納されるアラートの最大数を指定します。 アラートの最大数に到達したら、CA Chorus は最も古いアラートを削除し、新しいものを格納します。 指定された値は両方のディシプリンに適用されます。 たとえば、指定された値が 1000 である場合、CA Chorus は 1000 個のセキュリティ アラートと、1000 個のストレージ アラートを格納します。

デフォルト: 5000