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アダプタの設定

サーバで初めてアダプタ マネージャを使用する前に、その設定を環境に設定する必要があります。

  1. AdaptersManager.exe ユーティリティを実行します。 [アダプタ マネージャ]ウィンドウが表示されます。
  2. ツールバーから、[ツール]-[オプション]を選択します。 [オプション]ウィンドウが表示されます。
  3. [全般]で、[アダプタ ルート ディレクトリ]を確認します。アダプタ マネージャは、このディレクトリにすべてのアダプタを配置します。 このディレクトリに、各アダプタの固有のフォルダが作成されます。 [アダプタ ルート ディレクトリ]フィールドで、すべてのアダプタが配置されるフォルダの名前とパスを制御します。 アダプタ マネージャは、このフォルダに新しいアダプタの固有のフォルダを作成し、関連ファイルを配置します。
  4. [ジェネリック アダプタ]の[ファイル アダプタ]フィールドと[SQL アダプタ]フィールドに、アダプタの実行可能ファイルの名前とフル パスを入力(または[参照]を使用して検索)します。 アダプタ マネージャは、新しいアダプタを作成するときにこれらのファイルのコピーを作成するために、この情報を必要とします。 アダプタ マネージャ ユーティリティによって作成された個々のアダプタについて、(アダプタ タイプに応じて SQL 用またはファイル用のどちらかの)実行可能ファイルのコピーが作成されます。
  5. [ログ サーバ]では、[ネットワーク アドレス]フィールドにログ サーバの IP アドレスを入力します。 リモートの場合はアプリケーション サーバの IP を入力し、アダプタ マネージャがアプリケーション サーバと同じコンピュータ上に存在する場合は「localhost」と入力します。

    [ポート]フィールドには、ログ サーバのポート番号(通常 4040)を入力します。

    注: ログ サーバのポート番号と IP アドレスは、Registry.xml ファイルに定義されています。

  6. ツールバーから、[ツール]-[テンプレート]を選択します。 [設定オプション]ウィンドウが表示されます。
  7. 設定テンプレート ファイルは、アダプタの設定ファイルであり、アダプタの XML エンジンに対応した XML 構造を持ちます。 複数のテンプレート(ファイル アダプタ テンプレート、SQL アダプタ テンプレートなど)が用意されており、それぞれ固有の構造を持っています。 各テンプレートには、最小バージョンと最大バージョンがあります。

    注: 設定テンプレートは、設定ファイルの土台として使用します。 これにより、エラーのない設定ファイルを簡単に作成できます。

  8. [設定テンプレートを使用]チェック ボックスをオンにすると、作成されるアダプタごとに、アダプタ マネージャによってテンプレートのコピーが作成されます。
  9. [ファイル アダプタ]フィールドと[SQL アダプタ]フィールドに、アダプタの各タイプの設定テンプレートの名前と場所を入力します。
  10. ツールバーから、[ツール]-[RegEdit]を選択します。 レジストリ エディタ ウィンドウが表示されます。

    注: レジストリ エディタは、アダプタのエントリが開いた状態で表示されます。

    メイン アダプタ セクションに、作成されるアダプタごとに新しいエントリと関連するプロパティが作成されます。 アダプタに関するレジストリはアダプタ マネージャによって処理されるので、手動で処理する必要はありません。

    注: アダプタのプロパティを変更する場合、または新しいアダプタを作成する際に誤りがあった場合は、いつでもレジストリの値を直接手動で変更できます。