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ブックレット パラメータの構文
ブックレット テンプレート内の構文は、パラメータを自由形式レポートに渡すための構文に類似しています。
構文に関する注記:
- パラメータの名前は、事前定義済みで、UPPERCASE の名前(フリー テキストではない)(フリー テキストの「自由形式パラメータ」を除く)のリストからのものです。
- パラメータの値は、フリー テキスト(VALUE キーワードを使用)またはコンテキスト値(CONTEXT_VALUE キーワードを使用)のいずれかになります。 契約コンテキストがない場合は、コンテキスト値は渡されません。
- 値は大文字と小文字を区別します。
- 複数の値を同じパラメータに渡し、このパラメータを複数選択として定義していない場合、または同じパラメータを複数回渡す場合、テンプレート内に出現した最後の値が渡されます。
- 値を渡さない(VALUE キーワード、つまり <<VALUE=>> がない)場合、ブックレットでは NULL を値として渡します。 これにより、元のフィルタ値があたかもお気に入りレポート内に存在しないかのように削除されます(「すべて」の場合に類似しています)。
- 存在しないパラメータ名を渡しても効果はありません(これは「グループ」内の自由形式にとって重要です)。
- パラメータ値は、元のお気に入りのフィルタ(このフィルタでは、ブックレット パラメータが元のフィルタよりも優先されます)とマージされます。 したがって、パラメータをレポート内にすでに存在するフィルタに渡すと、フィルタではブックレットからのパラメータが使用されます。
- 複数選択またはワイルドカードを定義するには、SELECT_TYPE キーワードを使用して宣言する必要があります。 値は、MULTI、WILDCARD、または SINGLE を指定できます(定義されない場合のデフォルト値は SINGLE です)。
- リソースまたはリソース グループの複数選択の場合。 現在のところ、ユーザは 1 つのタイプのみを選択できます。 リソースまたはリソース グループのいずれかの場合。 ユーザは、IS_GROUP キーワードを使用して、パラメータ内で使用したものを宣言する必要があります。 値は YES または NO を指定できます(定義されない場合のデフォルトは NO です)。
- 複数選択を定義する場合、ユーザは、「/」で区切られたエンティティのフル パスを定義する必要があります(以下の「ブックレット パラメータの構文例」を参照)。 複数のメトリックを選択する際に、ユーザが契約コンテキストを定義した場合、ユーザはフル パスの定義をスキップできます。この契約コンテキストは、関連情報を取得するために使用されます。
- 「複合」と[グループのお気に入り」は、「標準」と同じ構文です。 複合レポートの場合は、パラメータ値がそれぞれの系列に渡されます。 グループ レポートの場合は、値がグループの各メンバに渡されます(自由形式レポートも同様)。 グループの内に複合レポートが存在する場合は、パラメータ値は各メンバの内のそれぞれの系列に渡されます。
ブックレット パラメータの構文例
<<BEGIN_FAVORITE=標準のお気に入りの名前>>
<<BEGIN_PARAMETER>>
<<NAME=AGGREGATION>><<VALUE=Sum>>
<<END_PARAMETER>>
<<BEGIN_PARAMETER>>
<<NAME=CONTRACT>><<CONTEXT_VALUE=SLA_NAME>>
<<END_PARAMETER>>
<<BEGIN_PARAMETER>>
<<NAME=SERVICE>><<VALUE=サービス 1>>
<<END_PARAMETER>>
<<BEGIN_PARAMETER>>
<<NAME=RESOURCE>><<IS_GROUP=NO>><<VALUE=リソース 1>>
<<END_PARAMETER>>
<<BEGIN_PARAMETER>>
<<NAME=メトリック >>
<<SELECT_TYPE=MULTI>>
<<VALUE=契約関係者/契約/メトリック 1>>
<<VALUE=契約関係者/契約/メトリック 2>>
<<VALUE=契約関係者/契約/メトリック 3>>
<<END_PARAMETER>>
<<NAME>>
<<CHART>>
<<DATA>>
<< END_FAVORITE>>