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ケース スタディ 12: カウンタ ロジックの障害数の計算への使用

以下の例では、所定の計算期間内に発生した障害の数を計算します。 この式とその実装に使用された方法は、何かを計算する際には常に必要になる公式の例と考えることができます。

計算には以下の仮定が使用されてます。

計算期間中に発生した障害を集計するには、周期的なカウンタ変数とシステム状態を格納する変数を保存する必要があります。 不要なイベント情報を受信する場合もある(つまり、'Up' イベントのすぐ後に別の 'Up' イベントが続く)ので、システム状態が 'Up' から 'Down' に変化した場所の数をカウントし、毎回 'Down' イベントが受信されたときは、すでにカウント済みの障害を表している場合があるのでカウントしないことも必要です。

以下は、カウント システムの稼動時間と休止時間をカウントするシステムを図示したものです。

考慮する必要のある重要なポイント